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コミックエッセイ書籍化の夢をアラサーで持ち、描き続け発信し続けたらアラフォーで叶えた話

はじめに

こんにちは、白田シロです!
いつも漫画を読んでくださり誠にありがとうございます…!
今回は文字で残しておきたいことがあったのでテキスト形式での更新となります。

ぜひテキスト白田も宜しくお願い致します!

アラフォー、書籍化の夢を叶える

30歳でコミックエッセイを本格的に描き出し、31歳で漫画賞に応募し、華麗に落選…。そのあとも出張編集部にて凸するも撃沈。オンライン持込などもしましたが担当編集者さんが付いてくださるどころか、かすりもしない。
ですがめげずに腐らずに本当に本当にさまざまなことを試みました。

それもこれも、夢であるコミックエッセイの書籍化を叶えるため…。

結果から申し上げると、見出し通り、今年夢を叶えることができました。
そうです、切望していたコミックエッセイが書籍化したんです。
信じられないかもしれないけれど、夢を叶えることができました。

コミックエッセイを描き出して去年で7年経過してのですが、私は相変わらず会社員をしながら、コンスタントに読み切りコミックエッセイを描いてはXなどに投稿し、同時並行して漫画賞に応募したり、出張編集部やオンライン持込などを続けては撃沈していました。

漫画を描くのはすごく楽しいけれど、夢に近づいているのかさっぱりわからない。周囲の作家はドンドン本の仕事をしている。
そんな現状にたまに比較してしまって闇落ちすることもありました。

書籍化のキッカケは「描き続けたこと」

なんのこっちゃって感じかもしれませんが、本当にこれに尽きると思います。
7年間マイペースに、時に漫画賞に合わせて情熱を込めて漫画を一生懸命描き続けました。
そんな中、2024年の冬に描いた63ページの漫画「空っぽの私と自信の小瓶」という作品を描き上げました。

この漫画は今までの漫画の中でより特別で、私がひた隠しにしていた「うつ病」であることや「障がい者雇用で働いている会社員」であることなど、自分の心の中でもデリケートな部分を描いた、そんな一作でした。

1話9ページを1週間毎日更新という形で最初は作品を発表し、のちに「一気にまとめ読みできるといいかな…」という気軽な気持ちでまとめてXに投稿しました。

そのポストがありがたいことにバズりました。
やっぱり「一気に最後まで読めるほうが良いよね!」と思いつつも、大きな反響にとても驚いていました。

そしてたくさんのリポストを繰り返し、おかげ様で面識のあるコミックエッセイ編集部の編集長さんにこの漫画が届き「この漫画を元に書籍化してみてみないか」という企画を頂きました。

見出しを今一度見て、「キッカケは結局バズじゃん!」と思った方…!
それはその通りかもしれません。
でもちょっと考えてみてください。
バズの元になる「漫画」がなければ、そもそも「バズる」という現象に立ち会えなかったんですよね…。

なので、私としてはペンを折らずに、心を完全に腐らせずに、自分の作品を信じて「漫画を描き続け、発表し続けたこと」が夢を叶えることができたんだと思っています。

「続ける」ってやっぱり最強だと思います…!

発信する大切さ

私は漫画を描き続けることによって、編集長さんの目に触れることができました。

ひと昔前でしたら、「書籍化したい・漫画家になりたい!」と思った場合、作品を携え上京し、出版社にアポを取って作品を見てもらう…という工程が必要だったと思います。

でも今は頼れるインターネットがあります。
事実、私は北海道在住ですが、一歩も北海道から出ずにネット上のやり取りだけで書籍化を話を進めることができました。

SNSだってすごく進化しています。
だからこそ苦労することも多いのですが…でも素晴らしいことだと思っています。
気軽に無料で面白い漫画がバンバン流れてくるSNS。
そんなSNSツヨツヨ時代に、書籍化のキッカケを掴めたのは運も良かったと思います。
運を掴むためには、とにもかくにも描き続け、発信をしないと始まらないと思うんですよね。

  • 描いて発信したら、新しい読者さんが現れるかもしれない…

  • 描いて発信したら、作品に共感してもらえるかもしれない…

  • 描いて発信したら、フォロワーさんにもなってくれるかもしれない…

  • 描いて発信したら、描き手のことも気にしてくれるかもしれない…

発信するだけで、可能性っていっぱいなんですよね。
コツコツ続ける・発信を続けることが、どんなことにおいても夢や運を掴む秘訣なんじゃないのかな…と自分の経験を通して思いました!

おわりに

私は完成品の漫画だけではなく、漫画完成形の途中段階のネームもSNSで発信しています。
ネームっていうのは漫画で言うところの下書きの下書き、話の元になる「たたき台」みたいなものです。

漫画は完成するまでにさまざまな工程を経由していきます。

白田の場合は…
プロット→ネーム兼下書き→ペン入れ→ベタ・トーン→ホワイト・仕上げ
とざっくりこんな感じで漫画が少しずつできていきます。

その工程の中で、下書きの一部をSNSに掲載して、過去になって振り返ると、「これぐらいのスパンで漫画が描けるんだな、よしよし」と自分を振り返ることにも役立ちます。

それと同時に、フォロワーさんには「今、白田は新しい漫画を描いているんだ!」ということもやんわりお知らせできて、これも進捗報告として良いことなのかなと思います。

今、私の新たな夢は「一冊で終わらない。二冊、三冊…と続くそんな作家になる」ことです。
会社員を兼業しつつ、漫画家活動も続ければいいな…と思いつつ、今日はペンではなくテキストを走らせてみました。

ぜひ、私と一緒にコツコツ続けて、ドンドン発信をしましょう!
ご一緒にできれば幸せだなぁと思う毎日です。

最後までお読みいただきありがとうございました!
これからもたまにテキスト形式の記事もあるかと思いますが、そちらもお付き合いくだされば幸いです。

魂を削らず、魂を込めた一冊…ぜひ手に取ってくだされば幸いです!

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