(第6回)本を読むきっかけ
昨日の記事で読書について書いたんですが、そもそも私はここ数年前まで本をほとんど読んできませんでした。
(昨日の記事↓)
学生時代はもちろん、国語は大の苦手で、
ー線1の「~~~」について、主人公の気持ちを表しているものを次のア~エの中から選びなさい。
みたいな問題も、
「私が主人公じゃないのに、そんなこと・・・」
とか、
「そもそも、実際にあった話じゃない作り話なのに、この人の気持ちなんてどうとでも・・・」
と心の狭い小中学生時代でした。
また、友人が呼んでいた「週刊少年ジャンプ」の様なマンガも、
「マンガとは言え、よくあんなに分厚いを毎週毎週読めるな・・・」
と、とにかく活字に抵抗がありまくりでした。
その後、社会人になって、仕事で不本意ながら地方の田舎への転勤が決まり、ものすごく凹んでいた時に、たまたまネットショッピングで見たこの本、
山内マリコさんの「ここは退屈迎えに来て」
を完全にジャケ買い(CD以外の本でも言うのかな?)したのが人生初の、自分で買った本でした。
地方都市の書かれ方が秀逸でスキです。
(読書感想文のスキルが私には欠如しているので、このくらいしか書けません。。。)
それでもやっぱり活字には抵抗があり、本はその1冊で終わってしまいました。その後は、娯楽と言えばyoutube三昧で、
「自称、youtubeをすべて見倒した男です」(マヂカルラブリーの野田クリスタルみたいですが。)
みたいな生活を送っていました。
youtubeも(自称)見倒して少し飽きてきた頃、ある動画で、
「1本の動画を作るのと、1冊の本を作るのでは、圧倒的に本の方が手間がかかる」
ということを言っていました。
確かに動画では、スマホで動画を取ってそのままアップすることも可能ですが、本だと
自分の想い・考えをまとめて、
文字に表して、
出版の場合は校閲までして、
やっと本になる。
そう考えると動画で言ってることはホントだなと感じました。
それと同時に、
1つあたりの質は、本の方が圧倒的に高いんじゃないか?
と思うようになり、そこから本を読む機会が増えていきました。
それからもうすぐ3年近く。
まさか自分がこんなに本を読める人間になるとは思ってもいませんでした。
(どれくらいの数を読むかは、まだ恥ずかしくて言えませんけど)
今なら学生時代、親から「ゲームばっかりしてないで、もっと本を読みなさい」と言われていた自分に言ってあげたいです。
「ストレスに感じることは無いよ。人生、そのうちなるようになるし、行きつく先にたどり着く。」と。