高校の文化祭の感じ

4月から新しい部署に異動して、
特に変わったなと感じたことがある。
それは「一体感」。

前の部署では係が細かく分かれていて、
同じ部署の職員でもやってる仕事がほとんど違った。
だから、他の人がどんなことをやっているのかなんとなくしか分からないし、逆に自分のやってる仕事もおそらく理解されていなかったように思う。

それが、今は同じ係の人と同じ仕事をしている。
窓口で横に並んで対応するから、隣の人が何をしているかもすぐ分かる。
もちろん、それ以外の業務でそれぞれ担当が決まっていたりはするけど、基本的な業務内容は同じだ。

それによって、勝手に「一体感」を感じている。
同じ業務内容だから、大変さも共感できるし、相手からも共感してもらえてると思える。
仕事の終わりの「お疲れさまでした」に心がこもる。ただの挨拶じゃなくて、「今日も一日疲れたね」と毎日の労いの言葉になっている。

正直、体力的には凄くキツいし、慌ただしい日々でなんだか落ち着かないことが多いけど、気持ちを共有できているってのは、僕にとってはかなり嬉しいこと。

ふと、高校の文化祭を思い出した。

文化祭では、クラス企画や合唱コンクールがあった。
企画の準備や、合唱の練習。高校生にもなると、面倒くさがるクラスメイトもいたけれど、僕は割とそういのが好きだった。
普段からも仲は良かったけど、文化祭に向けて協力したり、ひとつのことに向けて進んでいくあの感じが好きだった。

今の仕事の状況とはまた違うのかもしれないけど、
なぜかあの頃のその時を思い浮かべてしまった。

共有、共感、そして一体感。
それを感じられると、また頑張れる。

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