DeepL はGoogle翻訳を超える翻訳精度を誇り、あまり手直ししなくとも使える文章を出力してくれますので、情報発信している方、海外の情報を直接入手している方はすでに重宝していると思います。
「DeepL 活用まとめシリーズ」では使いこなしのための豆知識を紹介していきます。書きたいネタは結構ありますが、よい例に出会うまでは記事にしにくいため、良い例をまた見つけたときにその2その3と書いていきますね。
その① 余分な改行を取り除いて翻訳精度アップ!
最近ではウイルスに関する情報を科学論文から取得しようという方が増えているかもしれません。論文ではコピーエディターという編集者が手作業でスペースを挿入したり改行位置を変更したりしています。この余分な改行が翻訳をぶち壊します。
Givenで始まる選択されたテキストをここに貼ります。
人間が読むには読みやすいですが、これを自動翻訳かけてみるとコンピューターは混乱していることがわかります。
なんか変な改行がありますし、文章も重複してたりさっぱりわかりませんね。隠れた改行があったのです。
それでは改行を取り除いてみましょう。
だいぶ短くなりましたし、意味も分かるように成りました。違いは改行だけです。
訴訟の文章も同様な問題があります。
酷いですね。
同様に改行を修正してみると、以下のように成ります。
だいぶスッキリして、文章も素晴らしくなりました。
オススメのオンラインツールを紹介
ここで、皆さんにオススメのオンラインツールを紹介しましょう。
こちらのブログを下へスクロールしていくと、右側にある自作の便利ツールの部分に「余分なスペースや改行を削除」(ブックマークオススメ)という項目がありますね。ここに飛びます。
するとこんなツールがでてきます。
左側に余分な改行がある文章を貼って、下のボタンを押します。すると結果はここ。の部分に修正された文章が来ますので、クリックするとそれだけでコピーされますのでCtrl+Cとか押す必要はありません。あとはDeepL へいってえいっとやると良いのです。
これは私が論文を読んで自分のメモを作るときに、テキストエディターに英文を貼ると改行の関係で横幅が合わないので読みにくいので作ったのですが、こんな時にまた役に立ちました。ブックマークして使ってください。
#ご乱心