ブドウハゼ のルーツをめぐるワークショップツアーに参加しました‼ 後編
先日の投稿の続き。吉田製蝋所さんにつづき、有田市でブドウハゼ生産と再興の取り組みをされているTeam ZENKICHIさんを訪ねました。
<Team ZENKICHI>
Team ZENKICHIは江戸時代の商人“田中善吉”が薩摩に赴いた際に、ハゼの実の栽培・製蝋技術を紀州にもたらしたことに由来したチーム名だそうです。Team ZENKICHIさんは、伝統的な接ぎ木により、ハゼの木にブドウハゼを接いで活着させ、育成しています。
Team ZENKICHI脇村さん、中西さんのお話を伺い、畑を見学させていただきました。
活動をはじめて6年、だんだんと木が成長し、収量も年々増えてきているそうです。昨年は190.40kgと、収穫初年の約50倍までに‼
Team ZENKICHIさんは毎年秋には高校生と協働で収穫祭をしている。
脇村さん曰く、今後もブドウハゼ生産の取り組みを継続し、ブドウハゼの魅力をPRすることで、認知度を上げ、次世代に継承していきたいとのこと。
その後、場所を弊社拠点の「しろにし」に移しまして、木田順子先生のアロマテラピー・和精油基本講座を受講しました。
ブドウ山椒をはじめとする、日本由来の精油の効能や特徴について教えていただきました。
翌日は、木田順子先生に再び講師をお願いし、1日目に見学した吉田製蝋所さんのモクロウ(ハゼロウ)と、精油を使ったナチュラルバームづくりワークショップを体験。
海外では高級化粧品の基材として使われるハゼロウ。実際使ってみると、非常に伸びがよく、しっとりしてとても興味深かったです。
最後に、Keri ker土田清香さんのアロマサシェづくりワークショップを体験。モクロウを湯煎で溶かし、型に流し入れ、精油を十数滴たらす。その後好みのドライフラワーなどの飾りを置いて、デザインを作ります。
今回のツアーでは、ハゼロウの美容面・環境面での有効性がとても勉強になりました。またその希少価値についても・・・ハゼの実の生産、製蝋のいずれも後継者が課題ということでしたが、私たちしろにしにも何かお手伝いできることがないか、今後も考え行動していければと思います。
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