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しろにしの取り組みと目指すもの

 今から時を遡ること約2年、2022年9月に弊社一般社団法人しろにしが生まれました。そして翌2023年6月、旧城山西小学校を大規模リノベーションした拠点施設“しろにし”が開業しました。弊社は、地域事業者のための賄い付き共同社員寮「ふたがわ寮」や短期宿泊者向け「ドミトリー」、地域初のコインランドリーを併設した「井戸端カフェ」などの施設運営のほか、「ぶどう山椒収穫レスキュー」や和歌山県立箕島高等学校「地球市民プロジェクト」への協力など五月雨式に取り組んできました。
 開業から1年。夏の「ぶどう山椒収穫レスキュー2024」を終えた弊社では、第2期となる決算を踏まえ、一度立ち止まったうえで事業の棚卸しを行い、今後に向けた考え方を整理しました。

課題解決に向け、弊社が取り組む事業体系

 弊社の業務を見ると、どうしても施設の運営にばかり目が行きがちですが、実は主軸の事業ではありません。このため、当地域が抱える社会課題の解決に向け、弊社が取り組む事業を上記のとおり体系化・図示化しました。
 主軸となるのはやはり「地域の人事部」。まず、弊社への支援・協力関係にある「しろにしサポーターズ」への支援をさらに強化して進めていきます。そして今後取り組みを進めていくのが、「地域維持レスキュー」「遊び暮らし体験」「地域の暮らし場」「地域の学び場」の4つ。昨年から取り組み始めたぶどう山椒収穫レスキューやぶどうの花切りレスキューは、「地域維持レスキュー」の1コンテンツとして来年以降も実施します。また、地域での遊びや暮らしを実際に体感しイメージしていただくため、地域住民や事業者との交流も含めた「遊び暮らし体験」「地域の暮らし場」「地域の学び場」事業に新たに取り組んでいきます。
 「施設運営」については、当施設の運営のほか、新たに集落内の空き家物件を弊社で確保。「空き家片付けレスキュー」をしたうえで、家族・グループ向けの滞在施設として弊社が管理運営する予定です。
 最後の「過疎地型事業創出」については、受益者として広く一般の事業者・個人を想定。“過疎地でもアイデア次第でビジネスができる”ことを、弊社しろにしが実践したいと考えています。

移住へのプロセス 〜 弊社の考え方 〜

 「地域の人事部」「施設運営」「過疎地型事業創出」に分類した前述の事業体系を、いわば三次元的に表したものが『関係人口創出が移住に至るプロセス』です。
 対象が広くて関係性も浅いいわゆる“観光”ではなく、その先にある“体験”や“交流”を通じ、この地域の“ファン”となり、人数は少なくても地域との深い関係性をもっていただく。そして「移住決断」を経て生業を見い出し、共に未来を描きつくっていける。そんな取り組みを弊社は進めていきます。

10/5(土)大阪開催:無料トークイベント開催!!

 弊社しろにしメンバーが地元のみなさんと一緒に大阪にお邪魔して、トークイベントを2本立てで開催します。ちょっと気になったそこのあなた! ちょっと遊びに来ませんか?\(^o^)/

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