2024/10/29-2024/11/04
その日の印象に残った曲と共に、短い日記を書いています。曲の考察記事ではありません。
10/29 荒井岳史「希望」
「希望」を聞いて、歯を食いしばっていた夜がたくさんある。初めて聞いたのは、大阪のホテル。バンアパのライブを観に、大阪へ前泊した日。初オンエアを聞きたくて、ラジオをかけた。歌詞をホテルのメモに書き取った記憶がある。今も2番の頭の歌詞を、私のお守りにしている。
10/30 Kawasi Washington 「Hope Man」
新人さんに出来たことを伝えてあげてと、言っている動画があった。毎日家に帰ってひとりで学んで、燃え尽きた新卒の私に言ってあげたくなった。
10/31 つじあやの&山田将司「いかれたBABY」
別のスーパー銭湯へ行く。平日の昼間だからか閑散としている。露天風呂やジェットバスが充実している。別のスーパー銭湯で激ハマりした寝湯もある。やはり今日も寝湯は最高で、30分くらい寝転がった。風呂に入りながら、青空を見られるのが良い。安かったしご飯も美味しかったから、この銭湯の会員カードを作った。また行こう。銭湯の帰りにイヤホンから「いかれたBaby」が流れてきた。
という歌詞が耳に残る。
推し活も、見えない力なのだと最近思う。目に見えるから共有しやすいだけで、自分一人の生み出すコンテンツじゃ退屈しちゃうから、私はずっとあらゆる音楽にもたれかかっている。それは、食、酒、おやつ、タバコ、運動、信念に自分の重心をかけることと、あまり変わらないのだと最近思い始めた。音楽にからだを預けるのは、比較的ヘルシーだと思っているから、あまり歯止めをかけようと思っていない。
こんなコラボレーションを記録に残してくれてありがとう。その日限りのカバーのセッションがあったのは、豊かな時代だったのだなと思う。
11/1 UA「ミルクティー」
Charli XCXのアップルミュージックのページを開いたら、彼女が時代の雰囲気そのものだと書いてあった。私は最新作から聴くようになったが、一曲ごとに表情が違って面白い。
私の好きな音楽を言葉にするなら、どんな言葉になるか最近は考えていた。漂白、という言葉が思いついたけれど、ネガティブに捉えていない。今もっている言葉だと、車窓という比喩が1番しっくりくる。いつまでも見ていられるけれど、小さな刺激に目を奪われ続けたい。
11/2 藤井風「Workin' Hard」
シャッフル機能で音楽をきく。XGの次にBE:FIRST「Boom Boom Back」がかかって、その次に藤井風の「Workin' Hard」が流れた。すごく気持ち良いつながりにびっくりした。マイナーな曲調に、骨太なリズムを刻む曲だから、案外相性がよかったのかもしれない。その後はILLITの「Magnetic」、NewJeans「Supernatural」と続く。ダンスアンドボーカルの中に、唐突に入ってきた藤井風の馴染の良さに驚いた。歌がうまくて、リズムがしっかりしているという意味だと、前述のどのアーティストも当てはまると気づく。
私のなかの枠やイメージを、もっと軽々と外していけたらいいな。
11/3 BE:FIRST「Blissful」
今日はBE:FIRSTのデビュー3周年だ。おめでとう!「Gifted.」でのデビューにド肝を抜かれたのをよく覚えている。それまで、ボーイズグループに触れるのは、バラエティ番組か歌番組ぐらいだったから、艶やかで耽美でダークな曲を歌うのが意外だった。分岐点は「BE:1」収録の「Milli-Billi」と「SOS」。ミニマルな音楽が好きなので、すごくうれしかった。
想像を毎回超えてくるパフォーマンスに驚き続けている。心とからだを大切にしてください。いつも応援しています。
11/4 iri「STARLIGHT」
冬は嫌いだ。寒いので、からだの調子が悪くなる。からだの調子が悪くなると、他のひとに迷惑をかけたり、自分の楽しみが減っていく。だから、なるべく調子を崩したくない。
でも、冬の空気の方が他の季節に比べて綺麗だと思う。暮れゆく太陽光が、他の季節より透き通って見える。