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#52 娘、5年半ぶりに中国を訪れる

三週間で二度も夏風邪をひき、耳鼻科で受けた治療にアレルギー薬品が含まれていたためアナフィラキシーになったりと、さまざまな体調不良を乗り越えて、無事娘のベビ子と共に中国に入国。

ベビ子は小一から中三まで上海にいて、高校受験で日本へ帰ったため、今回、約五年半ぶりの中国となる。
当時通っていたのは日本人学校で、それでも日常会話程度の中国語は話せたのだが、今はさっぱりのようだ。

で、どれくらい喋れるものかと、外でちょっとした実験をしたら大変なことになった。

〜経緯〜
マンションのエレベーターホールに豆乳をぶちまけてしまったベビ子。
持っていたティッシュでわたしが床を拭きつつ、ベビ子にフロントまで助けを求めに行かせた。

「豆浆洒了(豆乳こぼした)」とか「地板弄脏了(床を汚した)」とか、いろいろ言い様はあるけど、果たしてベビ子はこの状況を中国語で何と説明するのだろうかーーーという実験・観察。

少しして、フロントのお姉さんが訝しげな顔をしてやって来た。
お姉さん「豆浆洒了(豆乳こぼした)」
と、現場を見てようやく納得した様子。
こちらは謝罪をして、お姉さんから渡された雑巾で床を拭き、部屋に戻った。

わたし「さっき、お姉さんになんて言ったの?」
ベビ子「(自慢げに)ウェイシェンジン」
わたし「は?」
ベビ子「ウェイシェンジン、トイレットペーパーって連呼した(ヘヘンッ)」
わたし「いや…それ…生理ナプキンだよ…」
ベビ子「え😨」
わたし「トイレットペーパーは、ウェイシェンジーでしょ。ウェイシェンジンだと、ナプキン。てか、マーブー(雑巾)とか、発音もっと簡単で適切な単語あるじゃん」
ベビ子「ガーン😨」

なるほど、お姉さんのあの微妙な表情は、変な中国語を叫ぶ外国人に対する戸惑いだったのか…。

と言いつつ、わたしもかつて20年前、中国語初級者だった時、「チンウェン(あのーすみません)」の四声(イントネーション)を間違えて、「チンウェン(キス)」と、街中で他人に迫ったことがある。

子どもを抱っこしながら、「キス💋」と迫ってくる謎の外国人…恐怖でしかない。🙄

言い間違えには気をつけましょう。

※ベビ子にわたしの風邪がうつり、ベビ子高熱中🙄
病院へ行ってきます…🏥

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