【歴史概要84】琉球王国・薩摩藩・琉球征伐・沖縄県
①琉球王国と島津の関係は文禄・慶長の役(朝鮮出兵)の頃から変わった。1592年(文禄元年)に豊臣秀吉が琉球王国を薩摩の属国として認知した。島津は琉球王国に朝鮮出兵のための兵糧米を要求した。
②琉球王は要求の半分の米を貢ぎ、残り半分を島津に借りて払った。琉球王国は明の冊封下にあったので明に秀吉の野望を忠告していたと云われている。家康は海外との友好を望んでいた。明と再貿易をしたかったので琉球に貿易の仲介役を頼んだ。
③当時の琉球国王・尚寧は朝鮮出兵時に協力を強いられ幕府に不信