日記 6月6日:目の前の仕事をちゃんとやる
職場復帰して2日が経った。
先々週の木曜に手術して
次の木曜にドレーンを抜いた。
腋下リンパ廓清をしたからか
なかなかドリップの量が減らず
1週間たったら抜かなきゃいけないからという理由で,抜いた。
私はそれも
もちろん主治医にやってもらいたがったが
主治医は木曜は来ないというので,
じゃあ水曜や金曜に抜いてくれとたのんだがそれもダメ!と言われて
木曜に抜かれた。
その日に来た二人の医師は
私が主治医への過度な愛着を示す変な奴だと知っているので「今日はわたしたち二人のどちらかしかいませんよ〜えらべますよ〜どっちがいいですか」と明るく言うのだった
私は前日に,主治医からダメ!とはっきり断ってもらっていたので
もう心残りはなく
私は恐がりで,痛がりなので,どちらの方でもよろしい,ただやさしくしてくださいと伝えた。
この二人の医師は,どちらもちゃんと目を見て話してくれるので
実は,けっこう信用しているのだった
それで,とにかく二人ともしっかり声がけをしながら
極力優しく,痛くないようにドレーン抜いてくれました
いま書いてて申し訳ないと思うくらいです,
先生方,まさかこのブログは読まないとは思いますが
主治医がいい主治医がいい,ばっかり
言っててすみません
優しくしてくださり
ありがとうございました。
なんせ,そんな風に木曜にドレーン抜いてもらって
土曜に退院した。
そのあと土日はお休みして,
月曜に仕事復帰した。
復帰するの早すぎる?
1か月休む人もいるくらいだってきくけど
私は,はやく仕事に行きたかった
家にいても仕方ないって思ってた
私は,家にいたら病人の気分が抜けないけど
仕事してるときは,病人のアイデンティティが薄れて楽になる
前日に慣らし保育的に,2時間くらいだけ職場で作業して
月曜朝に出勤した
結果的に,すぐ仕事復帰して,自分はよかったと思う
一日目は,地味に痛みが響くのと
職場の人たちが(なんて声かけたらいいか)みたいな表情を浮かべたりするのもちょっと垣間見えて
夜,うちに帰って少し凹んだ
だけど,2日目の今日,みんなも自分ももっとほがらかで
もっとリラックスして,一緒に仕事ができた気がする
今思うと,自分は5月末に入院することをひとつの目処として
直前1か月くらい,
けっこう一生懸命仕事してきた
そのおかげで,いま復帰して
それほどしんどい思いをせずに(その貯金で?という感じ)
仕事の続きができている
これからも
毎日,ちゃんと集中して
これからまずは3か月(抗がん剤治療はじめるまで)
仕事を積み重ねていきたい(また貯金するみたいなこと)
治療再開すると,また少し弱ってしまうかもしれない
弱ったときの自分を助けるようなつもりで
いま,目の前の仕事を,地道に積み重ねたい
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