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わたしはもう歳をとったのです

この3連休、夫と神社巡りをした。
神田明神、根津神社、そして湯島神社。

学問の神様で有名な湯島神社では婚礼が行われていました。
ほんわりとしたわたぼうしにお顔を隠した花嫁さん。
その歩く姿にほっこりして心が柔らかくなりました。

赤い傘の下、まるで絵本みたいなその場面はほんとうに素敵でした。

お昼におそばを食べて帰ってくると、地元でも賑やかなお神輿の行列が。

「今週お祭だった」

娘が小さい頃の、浴衣を着てお神輿をひいて、かき氷に綿菓子にあんず飴にと、楽しく過ごした日々を思い出して。

「おまつりいく?」と娘に聞くと「きょう友達とご飯いく、あしたは、バイト」と言ったのでこれもまた夫と二人で行って焼きそばを買って帰ってきました。


夫が「なんか若い人が多いね」というので
「いや、若い人が多いのではなくて、私たちはもう高齢者に近いわけで、普通じゃない」というと「そうか」となんだか妙に納得して。

見上げた空のちょっと膨らんだお餅も見たいなお月さんに、子供の頃の娘のもちもちまんまるのほっぺを重ねて、懐かしく歩きました。


幼子のぷっくりほっぺ小望月


周りの人が若い人ばかりなわけではなくて、
わたしたちがもうすっかり歳をとったから、そう思う。
夫は来年は還暦。

時代の移り変わりは感じていても、「そうか」と急に納得することがある。


今日の花嫁さんをうらやましく思うことはないのですが、
私たちは結婚式をしていないので、来年の銀婚式は神社で還暦と一緒にお祓いでもしてもらおうかな。


今日はすこし涼しかったですね。



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