暗闇からの、(うたすと)
穴にちょっと顔を入れると掃除機のスイッチが入ったようなゴォーッとした音がして、僕はその穴に吸い込まれていった。
真っ暗闇の中が続いた。
少し息苦しい。
暗い中で僕はとても心細かった。
「あ、」
何か白いものを見つけた。
「ジンベイザメだ」
僕はジンベイザメの腹にひっついた。
ジンベイザメの白い腹は冷たかった。
彼は僕がひっついたことを知っているか、知らぬか。
暗闇を共に過ごした。
こわかったけれど、二人でいれば。
なんてそう思っているのは僕だけかもしれないけど。
ジンベイザメが僕の存在に気づいて「離れろ」といった。
僕は当然「いやだ」っていって。
でも暗闇の中だから、実は二人とも怖かったから、
ケンカしても、離れることはなかった。
さぁ、そろそろ到着だ。
そして。
たどりついた先。
それは、
美しい宇宙の世界だった。
ちよさんの宇宙満載の曲!
そして八神夜宵さんの幻想的な歌詞素晴らしいですね。
そこへ私は自分の絵をコラボレーションしちゃいました。
ジンベイザメとコバンザメは先日描いた絵です。
合体させちゃってごめんなさい。
でも二人でいれば、という歌詞に海から宇宙への誘いの主人公にしたくなりました。
うたすと2あとひとつでコンプリート!
まだまだ楽しんじゃいます!
よろしくお願いします✨
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?