「お前が言うな」の再連鎖
現職で感じている強烈な違和感、不快感を全て表現してくれている記事を見つけたので、こんなツイートをしました。
現職はこれが蔓延してる。
— しろくま(shirokuma)💪🏻🇯🇵🏳️🌈 (@shirokuma5xl) November 20, 2021
嫌われる人の「イラっとする会話」よくある4大NG 頭ごなしで話を聞かず上から目線で相手を無尊重 | リーダーシップ・教養・資格・スキル - 東洋経済オンライン https://t.co/rQDwabb0Q1 #東洋経済オンライン via @Toyokeizai
年下・格下の相手へのパワハラ、暴言、上から目線、そのくせ役員の前では猫を被って全くの別人… 現職では50代以上の年配社員にはそんな人が溢れかえっています。
「相手の立場で考えなさい」
「人の嫌がることをしてはいけません」
「法律を破ってはいけません」
そんな小学生レベルの知識すらない「経営者」「管理職」(しかも「東証一部」!)なんて全く異常ですが、それが実態です。そして⬇こんな感じで報道されると会社は「回答は差し控える」と逃げ回り、そんな会社をみんな叩きまくりつつ、自分の職場のそんな環境は放置です。
誰も「自分事」として認識できず、自分の身の丈が見えず、どっちを見ても「お前が言うな」の突っ込みどころ満載。
学生時代も社会の授業(「公民」という名前も謎の授業)で「人権」や「言論の自由」を教えながら、教師の罵声や体罰が蔓延、野球部では謎の丸刈り強要、教師の指示や校則への疑問や批判はタブーで「建前と本音」全開。筆者が親に入部を強要された運動部は謎の「スクールカースト」が当たり前でいじめも野放し。
実家では自分のことを棚に上げて相手をけなし、暴言を浴びせ、支配欲を振りかざし、暴力を振るった両親。父親から露骨に依怙贔屓されて増長しまくり、筆者へ嫌がらせや暴力を繰り返した元ブラック部活のキャプテンで身長185センチ超の長男。
そんな実家とは葬式や法事以外のやり取りが10年以上皆無でしたが、6月の母親の死で仕方なく兄弟とLINEのやり取りを始めました。元々母親と別居中で住所も不明な父親と誰が相続手続の連絡を取るかという話で、比較的父親と関係が良好だった(というより依怙贔屓されていた)長男が適任ではとの話になっていました。ところがその長男、8月初めに昔のままにマウンティング全開な暴言を筆者に浴びせてきました(以下全て原文ママ)。
「〇〇(筆者、以下同じ)の無神経な言動で自発的に動く気力が失せた」
「両親の性格をキチンと受け継いだのは○○だな」
「醜い姿に気づかない哀れさ」
「恥を知れ」
「何なら父にメールして『○○が中心に動くよ』ってメールして、自分は当日行くのを辞めるのもアリだと思ってる。」
「今後も、この目に余る醜態を見せられるなら、本当に実行する。2人(筆者と姉)には、特に○○には猛省を求める。」
「回答を待つ、以上。」
普通に見たら「何じゃこりゃ?」ですが、長男は父親に依怙贔屓され、力も気も弱かった筆者を奴隷扱いし、好き放題だった昔の感覚のままだったのでしょう。
ただ今回の筆者は数分後に兄弟全員の前で人生史上最大レベルの暴言を投げ返し、長男から受け続けた嫌がらせや暴力を洗いざらい暴露。すると長男の横暴さにキレた姉も応戦し、2人がかりで長男の公開処刑状態に。
そして筆者が父親と直接やり取りを始め、父親の返事と含めてスクショを共有すると長男は父親に何週間も全く連絡していなかったことが判明。そのことで再び2人がかりで長男を追撃した上、長男抜きで筆者と姉とで父親と話を進めてしまいました(長男はプライドを破壊されたのかずーっとダンマリ、そのせいで遺産分割協議書の作成すらできず相続の妨げと化しています)。
かなり話が外れましたが、要はきれいごとを並べても「自分事」として認識できず、自分を客観視できない環境が当たり前にあり、しかもそれを子供のころから刷り込まれて自分までそうなってしまう… そんな再連鎖が蔓延しているようです。
去年から参加しているボランティア活動で学生と会話をしていると、かなり「(あくまで筆者から見て)マトモな」学校もあるようです。一方で「ブラック企業」「ブラック校則」「ブラック部活」「パワハラ」という言葉が示す環境が未だに蔓延しているのも事実です。ただ昔は存在すらしなかったそんな用語葉の定着自体が、少なくともそれを問題視する視線はできた、とも言えます。
10月初めに筆者がパワハラと告発した上司の暴言は社内調査で「パワハラ不認定」の回答が先週返ってきました。社外取締役の弁護士も内容は確認しているとのことですが、明日ダメ元でその弁護士宛に「納得できない」と返そうと思います。弁護士と言っても会社側でしかも年寄りなので感覚自体がおかしいかもしれませんし、なにより「やらない後悔よりやった後悔」です。一応東証一部なので「本音や正論を言ったから解雇」は多分ないでしょう。だからできる手段は全てやってみるつもりです。
「蟻の穴から堤も崩れる」って韓非子の言葉ですが、そんな1匹の「蟻」になるのも」悪くないかもしれません。