百日紅
百日紅今日という日がすぎて行く 白月
季語 百日紅(さるすべり)夏
今年はコロナ感染症による臨時休業の穴埋めとして、7月31日まで1学期でした。
例年は夏休みを迎えるとなんとなく開放感があります。
よーし!今年の夏はやるぞー!みたいな。
いろいろと自分に貯金をして二学期を迎えるぞ!みたいな意気込みが湧き上がるんですよね。
教師の仕事はなんといっても生徒が中心。それだけに、学期中はどんなに仕事がたまっていようが、やりたいことがあろうが、生徒のことを優先します。
そうすると、いろいろな仕事は細切れで行うことになります。思う存分!というのはなかなか難しいものがあると思います。
でも長期休業中は、じっくり研修を深めたり、スキルアップしたりといったチャレンジができます。
僕の場合はそんな感じで、さあ、夏休みが来たー!って毎年なるわけです。
でも今年はほんの十日あまりずれ込んだだけで、あと一ヶ月あるにも関わらず、実感がわかないんですよね。不思議です。
さて、夏休み入って初めての勤務日が今日でした。学期中は給食がありますが、夏休み期間は当然ながら自分で準備する必要があります。
学校近くのコンビニに弁当を買いに歩きながら、夏休みが始まったばかりなのに
「あー、もう8月3日か。」
と、ぼんやり思いました。
まだ、ではなく、もう、と実感したのです。やっぱり十日の差って大きいのですね。
そんなことを考えて歩きながら、ふと頭を上げたところに、街路樹の百日紅が空に向かって花を咲かせていました。
…とまあ、そんな句です笑
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