煉切の天の川食む小暑かな
明石屋という和菓子店がある。
この店は季節に合わせた生菓子も作っているのだが二十四節気に因んだものも時に販売される。
土曜は小暑、日曜は七夕だということで、それを目当てに買いに行き、無事にゲットすることができた。
よく売り切れるので、午前中に行ったのが良かった。
それが、『天の川』という生菓子である。
つまり捻りのない報告句であるのだが、天の川のどこに黒文字をあてるか迷った末に織姫と彦星を繋ぐ形にあてることにしたくらいには、天の川を食べることに盛り上がったのだった。
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