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嘘つきの心理

貴方のまわりに、こう言う人はいませんか?
悩みながら、嘘に纏わる心理学の本を何冊か読みました。

「虚実の混乱」である。
ただし虚言しているまさにその時は「虚を実と確信している」ので、「嘘はいけない」という倫理道徳観による歯止めは利かない。

精神科医 林公一より
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兎に角嘘をつく。嘘をつく必要も無いのに嘘をつかずにはいられないのか嘘をつきまくる。
そして、その嘘を正当化?する為に更なる作り話をして、演技までする…
もうダメだ。こういう人とは付き合えない。
私の中で限界がきた。
と言うわけで、逃げまくりやっと縁を切る事ができました。

私は出会いを大切にしていて、小さな出会いも切らないようにしています。人生はどこでどの様に変わるかわからないので。
でも、これまでにお付き合いに限界を感じて切らせていただいたご縁が少しだけあります。

一つは「お金」に関することです。
お金に対することは、人それぞれの考え方や立場もあると思うのですけど、考え方があまりにも違う方とはお付き合いそのものが難しく、苦しくなってしまいました。

そしてもう一つが「嘘」です。

過去の会社で9ヶ月ほどお世話になった方がいました。同じ野球好きもあり、付かず離れずのやり取りを続けていた方にお仕事をいただき、業務委託でお仕事を始めたのです。
始めて直ぐに、彼から親の介護のことを聞かされ、私も長い両親の介護中でもあった為、一時に彼にも優しい気持ちをいただき、心から感謝していました。そのご恩もあり、彼の為にも頑張って恩返しをしたいと努めていたのです。

働き始めて…直ぐに違和感を感じました。
なんだかんだと言っては、仕事は全て人任せで自分は何もしないのです。

引継ぎもまともにはしてもらえず、ちょっと無理だな。辞めたい。と思う事が何度もありました。その業務を彼は全くわかっていなかったのです。既に一年経過しているにも関わらず…
彼曰く、それは前任者が何も教えてくれないから。と言い訳をしていました。

1ヶ月目、仕事を教えて頂いている最中に、彼のミスが発覚したのですが、その謝罪文がまるで自分以外の事務員の間違いと受け取れる文章だったのです。
大きな違和感と共に、気をつけなければ!と感じました。

同時期に他の社内の方から、彼には気をつける様にとアドバイスを伝えられました。

小さな問題はちょこちょこと起こっていました。
2人しかいないのに、Wチェックをしてくれないのです。Wチェックをお願いすると
「Wチェックありきの仕事では…」とか、
プリンターが壊れたので購入して欲しい依頼をすると、今行かれないとか、なんだのかんだのと言い逃れがあり、ある日突然、プリンター買って来た?と聞かれました。
なぜそんな話に?
私に責任のある事をやらせようとしてきます。業務委託なのに?

その頃彼は2つのポジションについていましたが、あまりに仕事をしない為、総会に出かけるタクシーの中で、代表から1つのポジションはクビを言い渡されてしまいました。
この件についても、社内で他の人に話す時には人によって少しずつ話を変えて伝えていたのです。しかも私が右隣に居るのに、左隣の人に話していて丸聞こえでした。
にも関わらず、私がそのポジションの話を彼にすると、なぜ自分のポジションの事を知っているのか?誰に聞いたんだ?と言ってきたのです…え?タクシーには同乗していたし、私が右隣に居るのに話してましたけど…
どうやら私には知られたくなかったようです。
別ポジションの仕事から忙しいから。という仕事をしないための言い訳ができないからです。

話す相手によって、話す内容を少しずつ変える。狭い組織の中で、直ぐに辻褄は合わなくなります。
小さな嘘は、巧妙に沢山つかれていました。
何が本当で、何が嘘なのか。
疑惑の中で私は苦しんでいました。そんな時、明らかな嘘とそれに伴う更なる作り話と演技が発覚したのです。

奥様が妊娠されていて(これは本当)、出産前の最後の検診に付き添いたいから、早めにオフィスから失礼しますね。との事。その後、オフィスの隅からどこかに電話をかけていました。彼にしては珍しく、とても大きな声でおそらくオフィス中に聞こえていたのかもしれません。
離れた席に座る私に聞かせるため?

15:30 「今日は何時ごろまで大丈夫ですか?」
「4時ですね。わかりました。その頃までに伺います。」
15:45「4時まで大丈夫との事だったので、僕行きますね。」
はて?
奥様のご出産される病院は会社の近くなのだろうか。
彼の家からは遠いけど…
上のお子様達もいらっしゃるので、その時はこの会社の近くの病院だったのか。
妊婦検診って、事前予約必須で必ず次の予約をしていたけど、そうでない病院もあるのだろうか。
それでは先ほどの電話が、病院あてでは無いとしたら、どこへ電話していたのか?
でも、気にしない様にしていたのです。
彼のプライベートな事をだから。

嘘は後日簡単に発覚しました。
生まれました!
と言う彼から送られてきた可愛い赤ちゃんのお写真に、病院の住所が写り込んでいたのです。
会社から15分では行かれない場所です。
そして、その後も出産時の話の中で、検診の話も自らいろいろ話出し、やはりあの日の話とは辻褄が合わなくなりました。

私の心はザワザワと吹き荒れ、
「もう無理!絶対無理!」
と、叫んでいました。
彼に対しても強烈な拒否反応が出てしまいました。

その後、結局何だかんだと期間のある大量の郵便物処理を手伝わず、一人でやらされ配送先の記載ミスをセキュリティ違反だ!と責め立てられたのを機会に、契約終了を申し出ました。
この作業も彼は「一緒に対応をお願いします」とチャットで依頼してきていたのです。
二人で対応するという想定でのスケジュールを一人で全て対応することになってしまいました。彼からの言い分は、貴方が出来るといったから!でした。

このお仕事ですが、
代表はとても人間味のある方でした。
また理事の皆様も魅力的な方々でしたので、去るのは本当に残念でした。
でも私の中の危険信号は激しく点滅し、即刻逃げろと伝えてきます。

これまでの会話の中でも、なぜかご自身の都合の良いところで全て切り取られて、貴方がこう言ったから!というのが常套手段でしたので、会話は避けて、メールでのやり取りにしました。
結果として、苦しくなった彼は…
私の居ない期間のことまで、貴方のミスでとても困った。と言い始めました。
契約終了の話の最中にわかったのですが、監査に関わるお金の合わない話を丸っと私の責任にされていました。
とてつもない恐怖に襲われ、即日終了を申し出ました。過去に少しだけお世話になったご恩返しができると、我慢し頑張ってきましたが、この結果でした。最初に私にご注意をくださった方の言う通りとなりました。

彼の特性ですが
・相手によって話す内容を変える。
・ついた嘘に真実味を持たせる為に、更に作り話をして、演技までする。
・つかなくてもよいことにまで、嘘をつく。

というようなことが多くて、結果矛盾だらけで信用できなくなってしまいました。
また会話でのやり取りは、なぜか全てご自身の都合の良い箇所だけを切り取って覚えています。(わざと?)
今後私が不在の中で、彼は全ての不都合を私の責任にしてくるでしょう。
それは大変に悔しく、屈辱的です。
でもそれよりも、今は彼から逃げ切れたことに安堵しています。

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