
「あっ!コップが割れた!」と言うけれど…コップは自らは割れない…
今朝
食器洗いをしていると
手がすべって
コップを割ってしまった
その時
私の口から出た言葉は
「あーコップが割れた…」
まるで
コップが自ら
割れたかのように言っている
けれど
コップは自らは割れない
私が「割った」のだ
ちょっと
ふと考えると
他にも
同じように言ってる時がある
ジュースがこぼれた
(本当はこぼした)
紙が破れた
(本当は破いた)
手帳が机から落ちた
(本当は落とした)
おもちゃが壊れた
(本当は壊した)
洋服が汚れた
(本当は汚した)
一つひとつの状況の
主語は…自分
なのに
なんだか
自分の失敗を
そのモノ…のせいにしてる気がする
そう表現することで
自分の落ち度を
軽くしようとしてるのかな
それとも
何か違うニュアンスなのかな
これは
私が住む地域特有か?
いわゆる
方言…?
そうだとすると
なんと
万物に対して
失礼な物言いだろう
すみません…という気持ちになる
でも
この地域は
風や
雨や
お日さま
それから
木や
森や
川など
自然に対して
敬語を使うような表現もある
(そのこともいつか綴ってみます)
言葉は
本当に
奥深い
算数とは違うけれど
これはこれで
眠れなくなる