つぼみよ、つぼみ… ゆるーく無添加お味噌汁③
「蕾よ、蕾、お願いだから花開かないで〜」
冷蔵庫の菜の花を見るたびに、懇願というよりも、自然の摂理に反した呪いをかけたくなってしまう今日この頃、今回は菜の花のお味噌汁をご紹介します。
食用の菜の花は12月から3月くらいに出回る冬の野菜です。
うっかり長期間冷蔵庫に入れてしまうと、または旬の終わり近くになると、黄色い花が咲きやすくなります。食べられるのでご安心ください。
コップなどに生けてみて観察日記をつけるのも面白いですね。黄色いのでちょっと華やかなお味噌汁ができます。
菜の花のお味噌汁(3杯分)
煮干し 中くらい6〜10尾くらい(頭とハラワタを取り除いたもの)
昆布 2㎝角1〜2枚
えのき茸 適量
長ねぎ 5㎝
菜の花 2本
味噌 適量
作り方
煮干しと昆布を540〜600ccのお水に浸けて半日以上置いておく。
手順1を鍋に移し、弱火〜中火にかける。
〈3〜15分後〉えのきの石突きを切り落とし、3〜4等分し、鍋に入れる。
長ねぎを小口切りにし、鍋に加え、30分〜1時間煮る。
菜の花の茎は1㎝長さに、葉は大きれば縦半分に切ってから1㎝長さに、蕾はバラバラにならないよう3㎝くらいに切る。味噌を溶く3〜5分前くらいに鍋に入れる。
水分が減っていたら水を足し、味噌を溶いて出来上がり。盛り付け時に煮干しと昆布を取り除く。
菜の花はわたしが子供の頃にはあまり見かけなかった野菜で、ほんの少し苦味もあって、ちょっと大人の食べ物という感じがしています。一年中手に入るわけでもない、特別感のある野菜なので旬の時期にはここぞとばかりによく食べています。
お味噌汁の他に、辛子和え、胡麻和え、ナムル、豆乳シチューに入れたり、パスタのペペロンチーノに入れたりといろいろ楽しめます。余ったら作ってみてくださいね。
シロイウメ流の基本のお味噌汁の作り方をご紹介しています。
「エノキング ゆるーく無添加お味噌汁①」
「にぼしとこんぶ ゆるーく無添加お味噌汁②」
よろしければ、ご覧いただけると嬉しいです。
ありがとうございました❤︎