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映画は「ほどよく」忘れてしまう

映画を観ていて思ったことです。

映画を観ても、しばらく間をあけると、内容を忘れてしまいます。全部を忘れているわけではないのですが、話の流れの大事な部分をほどよく忘れています。映像やストーリーは忘れているのに、その時の自分の気持ち、『悲しい』とか『ワクワクした』とかは覚えていたりするので、「ほどよく」と表現しました。大事な結末も「ほどよく」忘れていることがあります。「ほどよく」忘れていると、同じ映画を何度も楽しめるのでお得です。観終わった時の自分の気持ちだけは予測できるので、安心して楽しめます。

忘れっぽいわたしですが、結末が衝撃的すぎて忘れられない作品もいくつかありました。そういう作品って、繰り返してみることがないかも。そう思いました。

もしかして、映画を作る側は「ほどよく」忘れるようなストーリー展開を意識してる? 印象的なシーンを際立たせようとすると、自然とそうなるのかな? ラストは衝撃的になりすぎないようにしてる? その前にクライマックスを持ってくるようにしている? そうやって、繰り返し観てもらうことを意識してたりする?!

本当のところはどうなのかはわからないけれど、わたしは「ほどよく」忘れてしまう作品が好きです。






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