服のこと。消費のこと。健康的ということ。
foufouというブランドを知っていますか?
わたしは、この記事で初めて知りました。
代表兼デザイナーのマール・コウサカ氏(29歳)が2016年に1人で立ち上げ、最初はハンドメイドで細々と運営していたブランドだ。
1人で立ち上げ!? ハンドメイドで運営していた!?
Aラインのシルエットを重視したスカート。なんと5mものデニム生地を使用しており、腰にズドンと重みを感じるほどだ
どんな服なんだ!?
調べてみると、実店舗もなく、ECサイトでの販売がメインのようです。「健康的な消費」というコンセプトを掲げていて、セールもしないし、売れ残った服の廃棄もしていないそうです。
それを知って、「このブランドを好きになれた人は幸せだろうな。」と思いました。
『どうしようもなく、この服が好き。そう思える服を選びたい。』
これは、わたしの気持ちです。作って販売する側も、選んで買う側も、同じような気持ちでその服が好きだと思える。大事だって思える。そう思えるものとの出会いはなかなかありません。
foufouの服を買う人は、そんな気持ちが満たされているんじゃないか。そんな気がして、そんな気持ちになる自分も想像して、幸せな気持ちになってしまいました。
「健康的な消費」って素敵なコンセプトですよね。
服にこだわることや、服に高いお金を払うことに、後ろめたさを感じることがありました。好きだと思えて、大切にしたいと思えるものにお金を支払う。そのことに後ろめたさを感じる必要なんてありませんね。
後ろめたさを感じるとしたら、『その服が売られるために、どれだけの不健康な消費があったのか』『大切にされないものがあったのか』を知ろうとしなかったことです。
服のこと。消費のこと。健康的ということ。