女子バックパッカーひとり旅|ヨーロッパ|イタリアPart.8「ブルーノ島とムラーノ島を散策」
1.フェリーで離島へ出発!
この日はヴェネチア本島から離れて、離島に向かいます。
離島への移動はフェリーを利用します。
フェリー1日乗り放題チケットは25ユーロで、船の乗り場にある券売機で購入しました。
私は、チケットの元をとりたかったので、フェリーでの移動はすべてこの日に詰め込みました。おかげで少し慌ただしい移動になりました。笑
まずは、ブラーノ(Burano)島へ向かいます。
ブラーノ島行きのフェリーは、私が探したところ、1時間に一本ぐらいしかありませんでした。前日までにどの便に乗るか考えておいて良かった!
ちなみにGoogleマップで目的地をブラーノ島に設定すると、バスや電車と同じように、どのフェリーに乗れば良いかの案内が出てきました。便利!
私は10時台の船に乗りましたが、この時間は人でいっぱいでした。
日本の通勤ラッシュの満員電車を10とすると、大体8ぐらいの込み具合。ゆったり船旅を楽しみたい人は、もう少し早い時間に出発したほうが良いかもしれないです。
ブラーノ島まで道のりは、途中ムラーノ島での乗り換えも含めて合計1時間弱。
せっかくなので、外を見ながら船旅を楽しみます。
この日は雲ひとつない青空で、とても気持ちよかったです。
ヴェネチアは景色がとても綺麗なので、移動しているだけでも遊園地のアトラクションに乗っているような気分になります。
2.カラフルなブラーノ島
気がつけば、ブラーノ島に到着ました!
船着場に到着するときは、電車でいうところの車掌さんのような人が船の出口まで来て、駅名を読み上げていました。
車掌さんは、恰幅の良いおじさまでした。
この駅に着いたときは「Burano!Burano!」と、野太い大きな声でアナウンスしていて、なんだかワクワクした気分になりました。笑
それと同時に、最近交通機関のアナウンスって自動化されてきているな〜と気づきました。
人の声も電子音声も、どちらもいい部分があるとおもいますが、生の人の声は、なんだか「本物の体験」な感じがして、嬉しかったな。
到着した時間がお昼近かったので、ランチにします。
ブラーノ島も、レストランがたくさんあったので、どこのお店に入ろうかとっても悩みました。
最終的に、テラスで美味しそうな海鮮を食べているグループがいた「Osteria Al Fureghin」で昼食を取ることにしました。
私は屋外でご飯が食べることが大好きなので、多少寒くてもテラス席を選びます。
そして、本日も昼からアペロール・スプリッツをいただきます。
氷がたくさん入っていて体の芯から冷え渡ります。笑
でも、やっぱり美味しい!
旅先で昼から飲むお酒ほど沁みるものはないと思います。
ブラーノ島の街並みも一望できて、気分が上がります。
料理は、トマトソースの海鮮ニョッキを注文。訪問した日のスペシャルメニューということで頼んでみました。
パスタを頼むとパンとお菓子もついてきました。
実は、ニョッキを今まで食べる機会がなかったので、初めてトライしてみましたが、もちもちでとっても美味しかったです!魚介のエキスもたっぷりで、日本人が好きな味だなと思いました。
ただこのお店、席料として5ユーロがお会計の時に加算されていました!ここまでの旅では、テーブルチャージがかかったことはなかったので、ちょっとびっくりしました。
ブラーノ島のシステムなのか、私が行った店がそういうシステムだったのかは不明ですが、こんなこともあるんだな〜と思いました。
ただロケーションバッチリで、味も美味しかったので、満足です。
ブラーノ島はカラフルな家屋が有名な島で、どこを切り取っても映える写真を撮ることができます。
景色はこんな感じ。
おもちゃのような色合いの可愛らしい街並み。
ちなみに、昔漁業が盛んだった際、霧の中でも漁師さんが帰り道を見失わないようにペンキで家を目立つ色にしたことが起源で、現在もこのようなカラフルな街並みが残っているとのことでした。
てっきり観光用に後から色を塗ったのかと思っていましたが、元々は実用的な理由だったんですね。
島自体は、大体1〜1時間30分ほどで回ることが出来るコンパクトサイズ。お土産屋さんを見たり、風景を見ながらのんびりお散歩するのが定番の観光コースなのかなと思います。
街並み自体を見て回るだけでもウキウキしますが、私がいいなと思ったのは、お家の外にかけてある鉢植えの植物。
壁とお花の色のコントラストが綺麗なお家だったり、かわいい小物を飾ってあるお家があったりと、住民の方のセンスが光っていてとても参考になりました。
これから観光に行かれる方は、ぜひここにも注目してみてください!
3.ムラーノ島のヴェネチアングラス
次の目的地のムラーノ島です。
ブラーノ島からムラーノ島までは、フェリーで大体30分ぐらい。
これまた、1時間に1本ぐらいしかフェリーが来ないので、事前に時刻表をチェックしておくと良さそうです。
ムラーノ島の景色はこちら。
ブラーノ島やヴェネチア本島と比べると、落ち着いた雰囲気。
時間が静かに流れている感じがして、心地よい気持ちになりました。
ムラーノ島はヴェネチアングラスの生産で有名な観光地で、お土産屋さんにはたくさんのガラス製品が展示してあります。
お店のディスプレイが西陽に照らされて、とても綺麗です。
本物のヴェネチアングラスには、商標表示のシールが貼ってあることが多いとのことなので、お土産で購入する際はぜひチェックしてみてください!
ヴェネチアングラスは、どれもとても可愛かったです!ただ値段が高めだったのと、旅の途中で割れる心配があったので、購入は断念しました。
またいつか、ヴェネチアにいく機会があったら買ってみたいなあ。
荷物を増やせば増やすほど移動が辛くなるので、バックパッカー旅とショッピングは、正直相性があまり良くないです。笑
バックパッカーで滞在して良かった場所にいつかまた訪問して、お土産を爆買いするのが、新しい夢になりました。
つづく