女子バックパッカーひとり旅|ヨーロッパ|イタリアPart.7「ひとり旅って、写真頼まれるよね」
この記事は、【女子バックパッカーひとり旅|ヨーロッパ|イタリアPart.6「水の都・ヴェネチア」の続きです。よかったら見てみてください!
1.マジックアワーとびっくりした写真撮影
ヴェネチアを思う存分堪能して、気がつけば夕方です。
ヴェネチアのマジックアワーはとっても、ロマンチック。
昼と夜との境目がぼんやり変わっていく様子は、なんだか切ない気持ちになります。
感傷に浸りながら海沿いを散歩していると、スペイン人っぽいカップルに、「写真を撮ってくれない?」と頼まれました。
ひとり旅をしていると写真を頼まれることがとっても多いです。暇そうに見えるのかな?笑
いいですよ〜とカメラを受け取り、夕日とカップルのベストショットを狙います。
何枚か撮っていると、2人がおもむろにキスをし始めました。私が写真を撮っている最中に!笑
こんなことは初めてだったので、内心えええっ?!と思いながら、シャッターを止めてはいけない使命感に駆られて、一生懸命に写真を撮ります。
その後、私のもとにカメラを回収しにきたカップル。女の子の方は気恥ずかしそうにしていました。
あっ、あんなに大胆なことをする外国人のカップルでも照れるのか、、、照れるならやらないで!笑
心の中でツッコミを入れながら、もう、お幸せに!と言った感じでした。
ちなみに、私が激写したキスショットを、記念に欲しいなぁと薄ら考えたのですが、迷って結局やめました。
こういうところが、日本人なのかな〜なんて思いました。笑
2.ヴェネチアの夜景
夕飯前に夜景を見ながら散歩します。
こちらは、ベネチアでも有名な「リアルト橋」からの景色。
街のライトの灯りが、海に反射してゆらゆら揺れています。
この橋の上は結構混み合っているので、そんなにゆっくりは出来ないですが、絶景を望むことができます。
これぞヴェネチア!という景色を見たい方は、ぜひ訪れてみてください。
3.本場のイカスミパスタはセピア色
この日の夕飯は、Googleで評判が良かったこちらのお店、「Osteria da Alberto」に行きました。
口コミに、絶対に予約をした方がいいと書いてあったので、メールで2、3日前に連絡を入れました。
しかしながら、返信は返ってこなかったので、開店の少し前から並んでみることに。
18:30開店で、18:20分ごろに並びましたが、前には2組が並んでいました。
驚いたことに、2組とも日本人!
前の人たちの話しによると、こちらのお店はNHKでも取り上げられたことがあるらしく、日本人の間では有名なお店とのことでした。(盗み聞きしてすいません。)
そういえば、ヨーロッパの中でもイタリアは日本人観光客がとっても多かったです。有名観光地の中でも特に!そして、ハネムーンできてるような雰囲気の人も多かったかなぁ。
確かにヴェネチアなんかは、ゆったりとした雰囲気と綺麗な景色が楽しめて、新婚旅行で滞在したら一生の思い出になりそうです。
レストランは、予定時刻を5分ほど過ぎて開店しました。
幸いなことに席ありましたが、「次の予約があるから、滞在できる時間は1時間ぐらいしかないよ」と、店員さんに言われました。
1人で飲み食いするにはちょうどいいですが、グループやカップルでディナーを楽しむには少し短めです。
やっぱり、予約がいいですね。
※この記事を書くときに調べたところ、電話かWhatsup(ヨーロッパや北米などでよく使われているLINEのようなアプリ)経由の予約しかやっていないとのことでした!お気をつけください!
まず注文したのは、こちらのコロッケ。
お手頃な前菜が食べたいなとおもったところ、ショーケースに入っていたのを発見。
メニュー表に載っていなかったので、値段を聞いたところ約3ユーロとお手頃価格でした。
具は、きのことナスと魚のすり身のような感じでとっても美味しかったです。
注文した白ワインとよく合います。
今日のメインはこちら。
イカスミパスタです。
イタリア語でイカスミパスタは、「Pasta al nero di seppia」というみたい。ちなみに英語だと「Squid ink pasta」。本当に直訳!といった感じ。まあ、日本の「イカスミパスタ」もシンプルな名前ですもんね。
ヴェネチアは海に囲まれている街ということで、魚介類が有名。
イカスミパスタも、そんなヴェネチア発祥らしく、本場のものを食べたい!と思い注文しました。
色はセピア色で、私がイメージしていたイカスミパスタより薄い色。
味も薄いのかな?と思いましたが、全くそんなことはありませんでした。
イカ墨には魚介の旨みがギューっと詰め込まれていて、口の中に風味がたっぷり広がります。
パスタの具材のイカもプリプリで、新鮮な感じ。
実は、この時イカスミパスタを人生で初めて食べたのですが、こんなに美味しいのかと衝撃を受けました。
日本に帰ったら、サイゼリアに行って食べ比べしてみようかな〜と思います。
(普通順番が逆ですね。笑)
4. イタリア語を使ってみる!
この日は、「ホテル・プリンシペ(hotel principe)」に宿泊。
シングルルームでも十分な広さ。
駅から徒歩5分の立地も良いです。
ヴェネチアは、街中に何段か階段がついている小さな橋がたくさんあり、キャリーでの移動がかなり大変ですが、このホテルは駅からの道で橋が1つもないので、とても便利です。
バックパッカーはどこでもスイスイ行けますが、キャリーで行く方には嬉しいポイントですね。
荷物は、朝ヴェネチアに着いた段階で預けていたので、チェックインと一緒に受け取り、部屋まで運んでもらいます。
荷物を運んでくれる人は、英語をあまり話さないイタリア人の方だったので、単語でお話し。
日中に学んだ単語、「Buonasera(こんばんは)」を使って挨拶すると、とても喜んでくれました。
イタリア語知ってるんだね!という反応をくれたので、一言。
「poco italiano」と言ってみました。
pocoは「少し」italianoは「イタリア語」という意味なので、イタリア語知ってるよ〜という感じで。単語3つぐらいしか知らないけど。
pocoは夜行列車で乗り合わせたイタリア人のおばあさんが使っていたので、調子に乗って使ってみました。笑
荷物を運んでくれる方には、ウケたのでよかったです✌️
文法や単語の意味など、新しい言語を使う時は間違えることもたくさんあるけれど、思い切って使ってみると面白い体験ができます!(同じぐらい恥ずかしい思いもしますが、、、笑)
やっぱり外国語って素敵です。
20代で英語も極めたいですが、もう一つぐらい他の言語も勉強してみようかな〜と思いました!
づづく