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女子バックパッカーひとり旅|ヨーロッパ|イタリアPart.6「水の都・ヴェネチア」

1.高速鉄道「italo」で移動


この日は朝からヴェネチアに向かいます。

ローマからヴェネチアへは、高速鉄道「italo」で移動します。

移動時間は4時間、運賃はyouth料金(25歳以下料金)で69.9ユーロでした。チケットは相変わらずomioで購入。

電車はこんな感じ。

italoの様子

車体が真っ赤でかっこいいです。車内もとても快適でした。

イタリアで赤というと、イタリア産高級車「フェラーリ」を思い出しますね。

2.ヴェネチアとポケモン映画


ヴェネチアは、私が幼い頃からずっと行ってみたかった都市です。

理由は、ポケモン映画「水の都の護神 ラティアスとラティオス」の舞台となっていて、すごく綺麗だと思ったから。

大人になったら、いつか行きたいと願っていた場所に、あと数時間で着くと思うと、ワクワクが止まりません。

電車内で、映画主題歌「ひとりぼっちじゃない」を聞いたり、YouTubeで映画予告映像をみたりしながら、気分を高めます。笑

3.ヴェネチア・サンタ・ルチーア駅に到着


いよいよヴェネチアにつきました。「ヴェネチア・サンタ・ルチーア駅」はこんな感じで落ち着いた雰囲気です。

ヴェネチア・サンタ・ルチーア駅

ヴェネチアは至る所がフォトスポットになるので、街を歩いてるだけでとても気分が上がります。

散歩をしていると、運河にたくさんのボートが設置してあることに気がつきました。

ボートがたくさん!

ヴェネチアは、水路が入り組んだ街なので、道路の道幅が狭く、車やバスで移動することができません。

そのため、住民の方々はボートでの移動が基本のようです。

車や電車が存在しない街に行くのは、初めての体験でした。

言われてみれば、車の走行音やクラクションが聞こえないので、静かでゆったりとした時間が流れているように感じます。

ヴェネチアが人気の観光地なのは、忙しい交通網から離れて、非日常を味わえることも要因なのかもしれないですね。

4.腹ごしらえにチケッティ


だんだんお腹が空いてきたので、お昼にします。

ヴェネチアは、美味しそうなレストランが本当にたくさんありました!

ランチタイムはサービスをやっているお店が多く、アルコールドリンクをお得に飲めるみたいです。3ユーロほどでカクテルを飲めるところが多かった印象。

最終的入店したお店で注文したのが、こちら。

チケッティとベリーニ

ここヴェネチアで有名な料理の一つが、こちらの「チケッティ」。

お酒のおつまみで、ワインなどと一緒にいただくことが多いそうです。私は、イワシ、えび、サラミの味を注文しました。

手軽にパクパク食べられるので、お昼にピッタリ。

ドリンクは桃のお酒「ベリーニ」。ヴェネチアで有名なカクテルなので、試しに注文してみました。

桃のフレッシュな味をしっかり感じることができる甘めのカクテルで、お酒が苦手な人でも飲みやすそう。

スパークリングワインが入っているらしく、シュワシュワとした爽やかさが桃味とよく合います。

とっても、美味しかったのでお土産に買って帰ろうかと思いましたが、重い+ビンが割れるのが怖く断念しました。

※「ベリーニ」ですが、イタリアのスーパーで見かけたのと同じものが、日本のカルディに売ってました!嬉しい!今度飲んでみます!

5.サンマルコ広場とため息橋


次に向かったのは、「サンマルコ広場」。

ヴェネチアのランドマークとも言える広場で、名所のサンマルコ寺院を観光することもできます。

私が感動したのは、こちらの柱。

これは、、、!?

ポケモンの映画の中で、ラティアスとラティオスの彫刻が飾ってある柱が登場するのですが、それと同じものが現地にもありました!

オブジェのデザインは違いますが、雰囲気が映画のままで、大興奮。幼い頃の気持ちが蘇ります。

思わず、ポケモンが好きな友達に写真を送ってしまいました。笑

サンマルコ広場のすぐそばにあるのが、有名な観光名所「ため息橋」です。

ため息橋


橋の右側の建物は、かつて囚人たちが入る独房だったそう。橋についている小窓から収監前にヴェネチアの景色を見て、「この景色を見られるのも最後か」と囚人たちがため息を吐いたことが、橋の名前の由来になっています。

最後にこんな綺麗な景色を見たら、ため息も出てしまいますね。

6.激安2ユーロゴンドラ


さて、次の目的地に向かいます。

ヴェネチアといえば、そう、ゴンドラですよね!

ディズニーシーにもヴェネチアンゴンドラのアトラクションがあるので、知名度も高く、憧れる人も多いのではないでしょうか。私もそのうちの一人です。

ただ、現地の観光用の豪華なゴンドラは強気の値段設定。

公式の価格で30分80ユーロ!日本円で約13000円です。一人で乗るにはちょっと高いな〜。

安く乗れる方法はあるかな?と色々調べたところ、なんと2ユーロで乗れるゴンドラを発見しました。

乗り場がこちら。
しっかり2ユーロと記載してあります。

2ユーロゴンドラの乗り場

これは、観光用のものではなく、移動を目的したゴンドラです。名所を回ったりなどはなく、対岸に移動するだけなので、乗船時間は1〜2分とあっという間。

リーズナブルな価格でヴェネチアンゴンドラを体験したい方には、ぴったりだと思います。

私も2ユーロゴンドラに乗船したのですが、海からヴェネチアの景色を眺めることができて、感動しました!

ゴンドラからの景色

貧乏ヨーロッパ旅行をする予定だけど、ヴェネチアでゴンドラに乗りたい!と思っている人にはとってもおすすめです。

私は、ため池場所から近い乗り場で乗船しましたが、街の中には何箇所も2ユーロで乗れるゴンドラがあるので、ぜひチェックしてみてください。

7.感動のジェラート屋さん


ゴンドラを降りて、ぶらぶらお散歩をしていると、「Gelateria lo Squero」という、可愛いジェラート屋さんを発見しました。

ジェラート屋さん Gelateria lo Squero

周りでジェラートを食べている人がたくさんいたので、試しに入ってみることに。

店内には10種類ぐらいのアイスが売っていました。どれも美味しそうで、何味にしようか迷います。

おいしそう〜

私の前に並んでいた地元の人らしきマダムは、20スクープほど爆買いしていました。

大きなプラスチックの容器にポコポコ詰め込まれていくアイス。思わず「まんまるで可愛いですね。」とマダムに声をかけてしましました。笑

今回私が頼んだのは、ヘーゼルナッツ味とチェリー味。

まんまるジェラート

ヴェネチアの街並みと、かわいい色のジェラートがとっても合います。

そしてこのジェラート、、、。

人生で一番美味しかったです!!

特にヘーゼルナッツは、中にゴロゴロナッツが入っていて、アイス自体の味もとっても濃くて、こんなに美味しいジェラートがこの世にあるなんて、、、と衝撃を受けてしまいました。

このお店は、店員の男性の笑顔もとっても素敵で、それも美味しく感じた理由なのかな〜。

海外では、日本のようにとびっきりの笑顔で接客を受けることは少ないです。色々な国に行く中で、私自身も飲食店で良いサービスがもらえなくても、なんとも思わなくなっていました。

こんな風に、海外でたま〜に素敵な接客を受けると、びっくり&嬉しいです。

無理やり笑顔になることが接客マニュアルとして強制されていない国で、自然と笑顔で接客をしている店員さんに会うと、人に喜んで欲しいという気持ちが溢れ出てる人なんだなと、じんわりあったかい気持ちになります。

そんなこんなで、とっても素敵な気持ちになれたジェラート屋さんでした。

8.アッカデミーア橋からの絶景


ヴェネチアには有名な橋がいくつかあり、素敵な景色を見ることができます。

今回の旅で私が特に気に入ったのは、「アッカデミーア橋」。

中心地からは少し離れたところにあるので、人通りもそこまで多くなく、ゆっくりと景色を見ることができます。

私が橋に到着したのは、夕暮れ時。建物がオレンジ色に照らされていて、空の青色とのコントラストが素敵。

アッカデミーア橋からの絶景


なんだか、嘘みたいな、夢の中のような光景です。

絵葉書のような素敵な風景を見ながら、幼い頃からの夢だったヴェネチア訪問が叶ったんだな〜とジーンときてしまいました。

つづく

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