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好きだな、と思う絵を真似して描いてみる#2

つるつるっ、て描いた感じなのに、上手いな~、上手だな~って思う絵があります。

こないだからBJやピノコを描くために、ブラックジャックを読み直してたら、“手塚治虫って動物も上手だな~”と思って。
(よく考えれば、『ジャングル大帝』描いた人なんだし、当たり前といえば☆)
“おけさ猫”という作品で、“この人、猫大好きなんじゃないか”と思ったことあったけど、改めて漫画を読み直してて、“山猫少年”という作品で、やっぱ上手いわ!と。(←漫画の神様に何を言うかの発言)

山猫少年は、土砂崩れで滅びた村でただ一人生き残った赤ん坊のお話。
手塚治虫の動物ものって、最終的にせつない終わり方になる傾向がある気がするのですが、これは珍しくハッピーエンドで好きなお話しです。
主人公のオプーは、山猫に育てられ、獣のように四つん這いで暮らしています。
動物の真似をする人、っていう難しい素材をつるつるっと描ける手塚治虫、やっぱりすごいです。

動物の真似をする人、じゃれる猫、食事するBJ

たかだか20ページなのに、この情報量。
オプーもだけど、兄弟の山猫たちのイキイキしてること!

つるつるっと動物を描く、といえば『鳥獣戯画』✨🐇🐸🐈️🦊

テレビ見ながら描きました。
馬は乙巻より


NHKアーカイブスの『鳥獣戯画』を録画してたのを観ながら描いてたけど、どうにも描きにくいな、と思って図書館行ったら、ちょうど良い本を見つけました!

甲~丙巻まで紹介されてます。
子供用だから、余計わかりやすい!
筆の起点、描いた順とかも
観察して真似しました

動物なら、基本だれが描いても、
まず顔、耳、肩から腕、胴、足…といくのは周知かと思いますが、蓮の葉とか、よくみたら、中心となる大きな葉脈を放射状に描いたあと、その隙間を埋めて描いてる、というのがかわって面白かったです!

それから、もともと“たいへん技量の高い人が描いた”と言われてる甲巻ですが、つるつるでここまで上手い動物に加え、何気に背景に描かれた植物やら岩やらがめちゃ上手い!

先を使った極細の線、かすれや滲みを使った岩や花…筆一本で、さらに下書きなしの一発描きで…
すごすぎるー!!

引き続き、色々描いていきたいと思いまーす。
お絵かきって楽しいです( *´艸`)💕💕

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