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マイノリティと「情けは人の為ならず」と

なんだか仰々しい記事タイトルになってしまった………とはいえそれなりに真面目な話でもあるし、できれば多くの方々に目を通してもらいたい、そんな記事にしたい


まず、自分には色々と問題があり、過去記事でも書いた通り引っかかってることも多々ある


他にも関連記事があるのだが、それは置いといて………ともかく以前は悩みも多く(最近は悩まないが)、Twitterで病み垢を持っていた。とはいえ後ろ向きな話ではなく、自分と同じような病気で苦しんでる人と繋がってみたかったからだ。あっという間にフォローもフォロワーも増えていく………そうすると元々集めていた線維筋痛症の方だけでなく慢性疲労症候群(今の呼び名は筋痛性脳脊髄炎)だとか化学物質過敏症、そしてその他難病もチェックし始めることになった



そして精神疾患にも手を出し(当時自分はそこまで困ってはいなかったのだが)、次々といろんな病気や特性についても理解するようになってきた。もちろん自分でも調べたし、当事者の方々の直接的な話も聞いたし………その中でかなり多くを占めたのが

発達障害

1口に発達障害と言っても人によって異なる
それこそLDだけとそれ以外の集まりでは
圧倒的に生きにくさその他は違うだろう
当事者ではないため分からないことも多いが……


だ。最近本当によく聞くし、実際診断を受けてないだけであれ?と思う人は多い。改めて過去の知り合いなど考えると、あの人もこの人も………と見えてきたりする。そう思うと、「あの時の対応は悪かったなぁ……」とか反省の念が出てきたりするものだ

で、いろんな方々とツイキャスなどで直接話したりしてみると………本当に人によって得手不得手に大きな差があることがわかる。みんな同じよう、なら分かりやすいが、人それぞれで配慮すべきところが違う…………周りも大変だが当事者は益々大変だ


そんなこんなでやり取りを続けていく中で、ふと頭に思い浮かんだことがあった………

あれ?うちの息子も発達障害?


そう、あまりに該当する事が多く、ふと気がつけばまず間違いなくそうだと分かった。ただ手元にいるわけではない(というか親権者じゃない)ので、病院へ行かせたりもできず、元嫁に聞いてもまともな答えが返ってくることもこともない(この辺が別れた理由のひとつでもあった)

とはいえほぼほぼ間違いない。そこで毎月会っていた彼との応対をこちらが手直しすることにした。何が得意で何が不得意なのか、ゆっくり見ていくことと、「普通」を押し付けることを一切やめた。すると彼もやりやすくなったのだろうし、こちらも許容できることが増えた。次第にさらに親子仲が深くなり、しまいには彼が状況を率先して話してくれるようになった

実際今彼は障害者手帳2級を持っている。2次障害の精神疾患はないので、結構重めの発達障害ということになる。が、専門の雇用で働いており、問題もそれなりにはあるようだが、今仕事も頑張っている。長男との話はとっておきがあるのだけれど、それは改めて記事にする(というかそれが書きたいのだ)

あまり持ってて楽しいものではないけれど
何かの時の役には立つ
必要な方には持っていてほしいと願う


と………長男にばかり目がいっていたのだが、あれ?そういや………次男は?彼も怪しい………とはいえ本人に聞いても(当時は)よくわからない。伝えるのがとことん下手な兄弟なのだ。ただやはり少なくとも引っかかるところはあった

実際高校は長男同様に一般高に入ることはなく、通信制高校へ行くことに………まあ確実にそれに類する感じと見た。その時ガックリきた……………ことは確かだが、どうにせよ分かったこともあってそこは対応する私としてはやはり楽になった。無理を勧めることもなくなり、彼らのしたいように(といってもダメなものはダメだが)させればいいからだ


ただ次男の場合は軽度というか、発達障害グレーなようだ。この辺は一応成人した今は話ができるようになったので、なんとか意思疎通ができる(………と思う)。今は専門学校に行っているし、それこそ私同様TRPGをしてたりするのだ

↑参考記事

こちら1人じゃ出来ないわけで、ということは友人も居るということ。前はそうではなかったし、長男も(奥手であるが故)当時まだいなかったから、かなりホッとしたのは覚えてる。それならまだ大丈夫だなと………

今は2人ともそれぞれの頑張りをしている。父親として、こんなに嬉しいことは無い。今後もいろいろあるのだろうが、それでも優しい素敵な大人になっていくのを見られることに、彼等に感謝しかない


そして、私が配慮しながら彼らと接することができたのは、Twitterで活動していたからだ。当時はマイノリティ同士が力を合わせれば、声はより大きくなって話がしやすくなるから、と思っていた。まぁ実際横の連携を取ることは大変困難で、その夢は諦めたのだが………結果として私にとってはなにより大切なことを学ぶことができた、ということだ

当初していたことは苦しい方をフォローできないか、という相互助け合いの精神だった。カッコつけて言うなら他助の意識が強かったのだが、結果として自分にいい影響を与えてくれた。まさに「情けは人の為ならず」だ


自分のためだけにやってたのなら、見落とししたりそもそも論発達障害なんか気にもしなかっただろう。でもそうではなく、他の人にも何か………という余計なお世話を考えてみた結果がこのプラスをもたらしてくれた。本当に感謝しかない

まあなんであれ全部の出来事は自分のためにやってるわけだが(他人のためにしたことも、全部自分が満足するからするのだし)、近視眼的に自分しか見ないと結果損をする………この時改めてそう感じた。なので今でもおせっかいは続いているのだが…………


さて、最後に〆る言葉として………

息子達、お前ら大好きだー!!

ちなみに抱きつきたいほどだが彼らは嫌だと
いうことなので我慢している

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