「大は小を兼ねる」と「隣の芝生は青く見える」と
真面目な、というか重い系の記事が多かったので、ここでは一気にくだけた話をお届けしたい
以前からちょこちょこ書いているかと思うが、私は背が高く185cmある。これ、人によっては自慢かよ!とか思われるだろうが、もちろんそんな気は無い。むしろこの身長のせいでひどい目に合うこともしばしばある
近いうちでは大阪行きの高速バスだ。これのせいで未だに身体はおかしいまま………いつ治るのかよくわからない。なので整骨院に通って、今までの問題を全て改善するのとになった。まあ結果オーライなのかもしれないが、とにかくしんどかったのは間違いない。詳しくは下記記事に書いた
小柄な方、特に女性なら(座席面では)問題ないかもしれない、そんなことでひっかかる。これは他でも同様で、日本という国はどうやら180cmがひとつの基準になっているようだ。これは上限が、という意味。正確にはもう少し低いが、ここが1個ポイントになっている
どこで?と思われるだろう。これは当然「高さ」が、ということだ。例えば住宅………この扉やかもいの高さは大抵180cm(弱)、私が通る時はかがむのが普通だ。我が家の風呂場はさらに低くなっており、高校時代ドアの上に激突し、真っ裸で頭を抱えるという、誰得?なこともあった
そして電車。これもドアは180cmになっており、ここでも激突したことは何度かある。しかも昔は「早いことはいいことだ!」の精神(?)で我先に駅で降りていたから、降りる人の一番先頭で、ということになる。これがまためっちゃ恥ずかしい。当然それもあり、いつもよりさらに足は早くなるのだが………
電車ではさらに問題がある。イスの上の手すりだ、これはさらに低い。イス上の網棚の下にハンガーラックのようなパイプのことだ。あれ、立ち上がるのを補強するためにある?それともなんか掛ける?イマイチ意味がわからないが、あれは私にとって天敵だ
降りる駅に着いた時、寝かかってたりで慌てて立ち上がると確実に当たる。もう百発百中だ。これが宝くじとかならいいけれど、痛いだけじゃ割に合わない。バスも高さは合わないし、ともかくあちこちトラップが仕掛けられてる
そしてもう1つ大きな問題が………それが
背が高いから選ばれる問題!
高いところの作業を確実にさせられること。もちろん床についてならいい(といいつつも、肩が人よりはるかに硬いため、本当は大変にしんどい)。が、つい最近まで困っていたのは…………脚立その他に乗って、だ
が、上記の記事にも書いたのだが、私は長らく高所恐怖症に苦しんできた。そんな私に脚立上で作業?死ぬ覚悟が毎回必要になるわけだ。人から見れば
おまえは何を言ってるんだ
なのは分かっているのだが、そんなの怖いものは怖い。無意識の問題だからこそ困るのだ。今ならいいが、かつてマックでは外のバナー(今はないみたい。羨ましい)の上げ下げとか、ケーズデンキでは高い棚の上の棚卸しだとか、まぁとにかく仕事で考えただけでもこれだ
もちろんその他でも重宝される訳だが、されたいと思うことは稀だ。今後は若手に………って言っても長男は高くないし、次男は逃げそうだ。足腰立たなくなるまでは頑張るしかなさそう。こればかりは生まれつきだからどうしようもない
ここで記事タイトルだ。よく「大は小を兼ねる」などいうが、実際には小を兼ねることはそんなにない。大は大でしかないし、小も小であってどちらの代わりにもなりようがない。結局「隣の芝生は青い」ということなのだと思う。ないものねだり、ということだ
「与えられた場所で咲きなさい」、ということなのだろう。と、なんだか教訓みたいなものを残して終わろう。「今日の名言」みたいだけど、かなーり違うなぁ………