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読書量と日本語力と

読書………最も簡単に趣味欄に書かれることが多いこちら。実際手軽だし、誰でも始められる。漫画だったりでももちろん十分だ。知識が入らない本、というのはほとんど無いし、やっぱり読めば読んだだけのことはある。今回はそんな読書と語学力の話。途中自分語りが長いが、できればお付き合いいただきたい


幼い頃、私はかなりの乱読家だった。家の周りにあった本屋へ頻繁に出かけ、片っ端から興味が少しでもあるものを立ち読みしまくっていた。もちろん一部はきちんと買っていたが、それより立ち読みした本の方がはるかに多いだろう。これは過去記事にも書いた


書いたとおり速読の能力もあったから、その量は莫大だったと思う。教科書も読み漁ってたこともあり、小学生までの読書量は一般に比べて圧倒的だっただろう。特に片っ端から読んでいたから、今もあちこちに興味があるんだろう


その結果………なのか、はっきりはわかったりしないのだが、日本語力、特に読解力には絶大な自信がある。これ、いいことではあるのだが………高校時代とかはかなりこれで苦労した。というのも自分が書く、となるとその文章のあまりのダメさ加減も目につき、(自分には)とても見られたものではなかったからだ


書いては消し………を繰り返していたから、結局何も書けない。書きたい物語もあったのだが、それは一言も書くことが出来なかった。TRPGでのキャンペーン(連続ドラマみたいなもの)を小説化したかったのだが……今では切れ切れに私の心の中にあるのみだ


話が逸れたが、この日本語力、読解力については本当に役に立っている。高校時代とか、県下一斉テストや入試試験などで、国語の現代文では間違えることはなかった。漢字の読みも同じで、読めないとかはほぼほぼなかった。問題は書きのほうで、これは努力が必須だから仕方ないのだが


これって国語だけで役立ったわけじゃない。他の教科も質問は全て日本語だ。それを理解することもほぼきちんと出来るため、その点で苦労はしないわけだ。当然一般生活でも同じことが言える。「きちんとした日本語で話されたこと」に関しては理解出来る、ということになる


ここからが本題だが、実際私も含めて話すこと、書くことは難しさが常にある。きちんとした言葉で話せてるのか、という話だ。これ、意外と出来てないケースは多い。今言われていることだが

日本人は3分の1が日本語ができない

ということだ。Twitterなどの文章もそうだし、ネットに書いてあることも読めてないことになる。そうなると意思の疎通も困難ということだ。もちろんわかっている事だが、境界知能の方の話がそのままでは理解が難しいこともしばしばだ。そういったものでなくても、人それぞれで言葉の使い方は違うから、そこで分からなくなることも多い

かなりショッキングな事実
他の項目とかについてまた別記事にしたい


ただ、ということは逆もまた然り。言葉を違うふうに取られる事も多々あるだろう。なんであれ自分の言うことの半分以上、他人の言ってることの半分以上、正確に伝わってないと思うくらいで丁度いいのかもしれない(あるいはもっともっと少ないのかもしれないが)

特に趣味の話は伝わりにくい
相手が興味無いものの話
同じ場合は共通言語になるから盛り上がるが……


もちろん関係性とか間柄、過ごした時間etc…にもよってそこは変わってくるだろう。でも「察して欲しい」というのは尚更キツイってことだけは確かだろう。これも人それぞれ、ではあるのだが


読解力はあるに越したことはない。必ず役に立つ時が来る、私はそう思う。それはトータルの読書量が大きく作用することじゃないだろうか。もちろんそれだけ、とは思わない。人と会話することだったり、語学のセンスだったりもあるだほう。だがもっとも簡単な、とっかかりやすいのは本を読むという事に感じる


嫌いなものを無理やりに、というのも考えものだが、そうでなければできれば………あとは邦画やドラマ、というのもいいのだろう。洋画でもいいのだが、やはり言葉がわかりやすいものの方が向いてはいるだろう。能動的なことではあるが、結果プラスにはなると思う


ただ人によっては「理解できない」ということもある。そんな時はわかるものから手をつけれたらいいと思う。なんとか語学力をあげたいなら、だが。それこそ絵本とかからでもいい、四コマ漫画とかもいいんじゃないだろうか


千里の道も一歩から………頑張っていきまっしょい!

映画「がんばっていきまっしょい」より
今アニメ映画も公開中だが
個人的に田中麗奈の実写版が頭に浮かぶ
特に理由なく、最後の言葉に合わせてみた

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