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嵐のシーズン・フィナーレ

ジャニーズの話ではありません。

台風やハリケーン、サイクロンは熱帯生まれの嵐です。
気温の高い時に活動が活発になるのはご存知の通り
そろそろ活動の中心は南半球へ移る頃。

そんな秋の深まる北半球なのに
ここ1〜2週間は
大忙しでした。

太平洋の東側に初めてカテゴリー5のハリケーンが上陸

メキシコのアカプルコ周辺に
ハリケーンOtis(オーティス)が上陸しました。

Otisが最強のカテゴリー5で上陸するとは
誰も予想できませんでした。

最近は予報精度が上がって
低気圧になる前から”これはヤバい”と話題になり
2週間くらいかけて嵐を追う事もしばしば
なのにこのOtisは
トロピカル・ストームというハリケーンの下のカテゴリーから
1番上のカテゴリー5の強さまで
たった12時間で猛発達をしたのです。

度肝を抜かれるとは
まさにこの事。
騒ぐ暇もありませんでした。

サイクロンTejが中東イエメンに上陸

前日には砂漠の広がる中東に
サイクロンが上陸しました。
こちらも結構発達して
一晩で年間降水量の10倍以上の大雨をもたらしました。

その他にも熱帯や亜熱帯の嵐が次々と現れ
ヨーロッパなど各地にガンガン雨を降らせました。
まるで花火大会のフィナーレのようです。

ドイツ気象当局がまとめた1週間の嵐

この2週間くらいは
嵐の数が多すぎて大変でしたよ。

今も大西洋には現役ハリケーンがあり
まだ気は抜けませんが
もう気温も下がってきていますし
少なくとも
日本付近に1週間以内に発生しそうな台風はありません。

そして南半球はといいますと
サイクロンが発生しています。
Lola(ローラ)がカテゴリー4まで発達し
バヌアツ付近を抜けて
弱まりながら
ニューカレドニアに向かっています。

これから嵐は南半球で
活動が活発になる事でしょう。

ジャニーズの話ではないです、あ、もういいですね。

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