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洋服生地で羽織を自作してみた

推しの概念コーデに使える羽織を自作したい。

ふとそんな思いが頭に浮かんだ。

ただ和裁の説明が書かれているサイトを読んでみたが、今まで洋服すら作ったことがない私には、まったくわけがわからなかった。

そういった経緯から、ひとまずは比較的安価な布で、裏地のないコスプレで使うような羽織を作ってみることにした。

試作してみることで、本番用の布で失敗しないように練習するほか、各パーツを理想の長さに調整するためのたたき台にしたいという狙いがあった。

◎使用した型紙はこちら
https://dr-cos.com/fp-haori.html

私の身長は156センチなので「女性Sサイズ」を使用したが、のちにこれが失敗だということがわかる。

◎使用した生地はこちら

◎参考にしたURL

こちらのサイトを参考に作業した。感謝。

【失敗しない服を作るために】水通しと地直しのやり方を解説しました。
https://www.youtube.com/watch?v=VKbeaOWHFhI

【無料型紙の紹介あり】レースの羽織の作り方【レース素材を扱うポイント】
https://coconoyousai.net/post-1855/

★衣装作例★羽織の作り方!
https://charanuno.com/blog/?p=5164

下準備

使用した布はシーチングだが、洗って使える羽織にしたかったのできちんと下準備をすることにした。

水通し
半乾きになるまで干す
アイロンがけ
地の目通し

ミシンで縫い合わせる

布を裁断したあと、生地の端がほつれてこないように、裁ち目かがりした。

ひたすら裁ち目かがり

各パーツを頑張って縫いあわせた(作業に夢中になるあまり写真を撮り忘れてしまった)。

襟を縫い付けているところ

実は襟を縫い付けるのが一番の難所だった。説明を読んでもまったくわけがわからなかったが、途中で「これは半衿つけと同じ要領では?」という気付きを得てからは、たちまち理解できるようになった。経験は大事。

その後、袖を縫い付けて完成!

完成

無事にそれらしい羽織が完成した

ただ、身長で型紙を選んだら見事に裄(腕の長さ)が足りなかった。そういえば、以前、お義母さんと「豆腐ちゃんは身長の割に腕が長いわね」という話をしたことがあるのをすっかり忘れていた。

(普段は採寸してお直ししてもらったぴったりサイズの着物を着ている。
 それを当たり前だと思ってはいけないと痛感…)

また、概念コーデに使うには裾が長すぎる気がするので、本番用では、裄を長く、裾が短くなるように型紙を選択したうえで裾の長さを調整しようと思う。

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白豆腐 着物×推し活
テクニカルライターをするかたわら、趣味の着物やオタ活をしています。