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推し「帯」を作ろう!

◎好きなジャンルのスカーフが発売されたときに思ったこと

私は着物と同じぐらいアニメや漫画が好きである。
ここ数年は、ゴールデンカムイとTIGER&BUNNYに熱を上げている。

<宣伝>
・ゴールデンカムイ
 https://kamuy-anime.com/

・TIGER&BUNNY
 http://www.tigerandbunny.net/
 →2023年4月からはシーズン2がNHKで配信される熱いジャンルです!

あるとき、某コンビニでTIGER&BUNNY(以降、タイバニ)とコラボしたスカーフが販売されることになった。デザインとサイズ(50センチ×50センチ)を見た途端に直感したのは、

「着物の帯に縫い付ければ、タイバニ帯を作れるのでは?」

ということだった。

某コンビニで発売されたタイバニとのコラボスカーフ

もともとハンドメイドをかじっているので、服は無理だが、ミシンで袋物など単純なものを作るのは造作もないことだった。

(スカーフとしても使いたいので、予備も含めて結局3枚注文した)

◎素材を探そう

スカーフの色が黒なので、ベースとなる帯も黒いものがよいだろうと考え、素材となる帯を中古で買うことにした。

なぜなら、手持ちの半幅帯、名古屋帯、袋帯には黒いものがなかったし、
もしあったとしても、お義母さんから譲り受けた帯(大体いいお値段)をミシンで縫うのは、非常に抵抗があった。

幸い、BOOK OFFでほぼ黒一色の袋帯を入手できた。袋帯のいいところは、名古屋帯と違ってまっ平であるため、非常に加工がしやすいという点だ。

なんと810円で買えた。

◎作業開始

帯の加工手順は次のとおりである。

①帯の幅に合わせ、スカーフを裁断する。
 →お太鼓とたれ部分の2枚を用意する
②袋帯で二重太鼓で結ぶ
③お太鼓とたれとなる部分に安全ピンで印をつける
④まち針で、裁断したスカーフと帯を固定する
⑤ミシンで縫う

無心でミシンでダカダカと縫う…
結ぶ前はこんな感じ。
結ぶとこうなる。

◎タイバニ帯で推しと記念撮影に成功

2022年の年末~2023年の年始に掛け、東京は池袋で「The Museum of TIGER & BUNNY 2」が開催されている。

タイバニファン(通称:市民)が集う場には、タイバニ帯がふさわしいということで勇気を出して着た。また、清水の舞台から飛び降りる覚悟で、記念撮影コーナーで写真を撮ってもらうことに成功した。

両側がわたしの推し、虎徹さんとバニーちゃん。

中には、「その帯、素敵ですね」と声を掛けてくださる方もいたり、同じく着物で「推し」コーデを楽しむ市民にも出会えたりといいことづくめであった。これからも、着物でイベントに参加して楽しみたいと思っている。

<当日のコーディネート>
・色無地:ピンクベージュ
・帯:タイバニ帯(コラボスカーフリメイク)
・帯揚げ:ピーコックグリーン
・帯締め:ベルト
・履物:ショートブーツ
・指輪:タンザナイト&ダイヤモンド

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白豆腐 着物×推し活
テクニカルライターをするかたわら、趣味の着物やオタ活をしています。