外資系IT企業に入って変わったマインド【キャリアへの責任感】
私は元々、日系大企業で働いていました。
そんな私が外資系IT企業に転職をして、大きく変わったことの一つにマインドがあります。
それは自分のキャリアへの責任感です。
簡単に言うと、一生この会社でお世話になれないかもしれないので、二の手、三の手を用意しておくということです。
終身雇用崩壊と言われ、一部の企業では45歳から早期退職を募集するなど、日系企業でも雇用は安定しているとは言い切れません。
しかし、そこには未だ不思議な安心感がありました。
終身雇用神話が残っているのです。
なので、会社にぶら下がっていれば、それなりの暮らしはしていけるという変な安心感を持っていました。
しかし、外資系企業に入った今、危機感を覚えています。
個としての実力を高めて、どこでも働けるようにしておかないと将来本当に困るという考えに完全に切り替わりました。
正確に言うと、日系企業に勤めているときから、そう思っていましたし、頭では理解しているつもりでした。
それでも周りの雰囲気から、どうしてものんびりとした気分になっていたのです。
しかし環境が変わり、完全に頭が切り替わり戦闘モードに入りました。
例えば、英語の学び直しです。
海外ビジネスを長年やっていたこともあり、英語でのコミュニケーションは難なくできます。
しかし、流暢かと言われると、発音であったり、文法であったり、使う言い回しであったりと、どうしても日本人の英語を脱し切れていません。
今後海外とビジネスをしていくなかで、このままではまずいかもと危機感を覚え始めました。
また、人脈もそうです。
余計な人脈は不要と、あえて増やさないようにしていたところもありましたが、人のつながりをしっかりと作らないといけないという考えに変わってきました。
その為、今の私はかつてないほど自己投資に時間を使っています。
こういう記事を読まれると「じゃあ日系企業にいた方がやっぱり良かったんじゃない?」と思われる方もいるかもしれません。
たしかに日系企業にいたときは、安心感はありました。
しかし同時に言葉では表せない不安もあったのです。
「実力が身につかない環境にいて大丈夫だろうか。このままでいいのだろうか」といったモヤモヤを感じていました。
今ではそれがなく日々の仕事に向きあっています。
私は日系、外資でどちらが良いというのは簡単には言えないし、その人や働く会社次第だと思っています。
しかし一つの事実として、働く私のマインドは大きく変わりました。
今日はこのぐらいにしておきます。
ありがとうございました。
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