初めて買ったレコード

世の中の出来事

12月1日 - フランス・コルシカ島のアジャクシオ空港で、ユーゴスラビア航空のDC-9型機が墜落、乗客乗員178名が死亡。
12月11日 - エルサルバドルで、ゲリラに対する抗議運動を行っていた市民900人が軍隊によって殺害される。
12月13日 - ヴォイチェフ・ヤルゼルスキポーランド首相、独立自主管理労働組合「連帯」による共産主義政権反対運動を牽制するため戒厳令施行。
12月31日 - ガーナでクーデター発生。

はじめて買ってもらったレコード

当時流行りだったオーディオセットが我が家の応接間に設置された。
パワーアンプとカセットデッキ、レコードプレイヤー、スピーカーの4点セットである。
スピーカーはVICTOR製で、その他はDENON製である。
私にもレコードを1枚買ってもらえることになり、当時3歳児だった私は母親と一緒に
小諸市に開店したばかりのジャスコ小諸店のレコード売場に行った。
音楽レコードなんて全く知らない世界であり、全て母親に任せる感じになった。
当時NHK総合で放送されていた
”おかあさんといっしょ（コケコッコ体操・きみのなまえ）”
というレコードを買ってもらった。
毎日テレビで”おかあさんといっしょ”はお馴染みであったので嬉しかった。
その日の夜、家に帰ると体調が悪くなり寝込んでしまった。
土曜の夜であった為、緊急当番医であった岩村田の”角田医院”へ診察に向かった。
0歳児の弟が泣き出したため、母親は病院からお湯もらって弟に哺乳瓶でミルクを与える。
診察を受けて、いつも服用している甘いオレンジ味の飲み薬を処方してもらった。
翌日の日曜日。
ストーブが焚かれ暖められた応接間で毛布を被り、さっそく買ってもらったレコードを鑑賞させてもらう。
A面の”こけっこっこたいそう”からはじめに再生された。
勿論知っているお馴染みの歌である。
はじめてのレコードであり、今でも時々思い出す感慨深い思い出である。