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初午の日

世の中の出来事

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2月16日 - イスラエル軍がレバノンからの撤退開始。
2月20日 - ミノルタが世界初のAF一眼レフカメラ「α-7000」を発売。

鼻顔稲荷神社初午の日

岩村田小学校の近くにある、鼻面稲荷神社は約400年前に京都伏見稲荷神社から勧請して創建された日本の五大稲荷神社の一つである。
鼻顔稲荷神社のお祭りである初午祭は毎年2月の初午の日に開催されます。
縁起物のダルマ市や露店が数多く出店し、商売繁盛や家内安全を祈願する参拝客でとても賑わい、夕方からは湯川のほとりで奉焼祭
(古いだるまの御焚き上げ)も行われます。
1985年2月12日初午の日。
当時小学校1年だった私は風邪ひいて当日学校を休んだ。
岩村田小学校近くにある”角田医院”へ行き、診察を受けて薬を処方してもらった帰り道、初午祭で賑わう鼻顔稲荷神社へ行ってみた。
岩村田商店街から神社への参道には多くの露店が建ち並び、神社入口の出店では縁起物のダルマを買い求める多くの人々で賑わっていた。
この時期の長野県は一年で最も寒い時期である為、気温の上がる昼間であっても道はカチカチに凍り、吹く風は凍えるような寒さであった。
その寒さの中、露店からはたこ焼き・お好み焼きの美味しそうなソースの焦げる香りと、焚火の炭の焼ける匂いがお祭りの雰囲気を盛り上げていた。
当時の佐久市は現在のように高速道路も新幹線の駅も大型ショッピングモール等の商業施設がなかった時代であり、辺りは田畑しかありませんでした。
そのような時代の唯一の商店街を巻き込んだお祭りだけあって、すごく華やかな雰囲気を醸し出していた。
神社に参拝した後、帰りに母親が露店でお好み焼きを買ってくれた。
岩村田商店街のバス停からバスに乗って、長土呂の家に到着した。
薄暗い家の中は冷え切っており、石油ストーブを灯して暖を取る。
さっき買ってきたばかりのお好み焼きを食べたら元気になったが大事を取って、処方された薬を飲んで布団に入って休養することにした。

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