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他者の人生を背負うということ。

実は、

いや、実はも何もないと思うんですけど、僕は今塾講師としてアルバイトをしています。

1回生の時に少しだけ塾講師をしていて、でもサークルが忙しくなってきて断念。そこから約2年のブランクを経て今年の5月からまた新たに始めた形となります。

今日は、そんな塾講で感じてること。


しんどい。まぁでもそれが楽しいんだけどね。

なぜ生徒は塾に来るのか。

   - 成績やばい!!テストの点とりたい!!

   - 志望校に合格したいのに全然追いつかない!!

   - 大学生と交流して視野を広げたい!!

まぁ人それぞれ理由はあるかなって思います。

いずれにしても、僕らはアルバイトという立場でありながら、人の人生を背負っているわけなんですよ。1コマ70分、その長くも短くもある70分で、目の前の生徒の何年後かの輝かしい未来を一緒に創り上げていく立場、それが塾講師だと思います。いや、なんちゅーことを大学生バイトにやらせてんねん。笑

だからこそ、まじで死ぬほどしんどい。自分の準備不足で無駄にした1分で、自分が出し忘れた宿題1つで、自分が放った一言で、目の前の生徒の未来が大きく変わってしまうかもしれない。ふと冷静になった時に、そのプレッシャーの大きさに押しつぶされそうになることが、2週間に1回くらいあります。

一方で、そのプレッシャーを乗り越えて生徒の笑顔を見れる瞬間、親御さんと一緒に喜べる瞬間、そういった未来を思い描けた時に、しんどいと同時に楽しくてワクワクしちゃうなんてことも、1週間に1回くらいあります。


大学生という身分でありながら、

その「教育」という「他者の人生を背負う営み」にコミットさせてもらえていること。その環境には感謝しています。本当に。

特に僕の場合は、将来は本物(?)の「学校教員」になろうとしているのでなおさら。他者の人生を背負う感覚を早期から身につけておけることって、本当にありがたいな〜って思います。

教育に携わらない人でも、「目の前のあなたに全力で向き合う」経験って、絶対に生きると思うんですよ。生徒と一緒に悩んで、それでも一緒に成長していく経験。人間として、一回りくらい大きくなれるんじゃないかな。


そう、完璧である必要はないんですよ。

どうしても人間たるもの、人前に立つ時は完璧でありたがる生き物なのかもしれないんですけどね。でも、少なくとも僕は今「目の前の生徒と一緒に成長していけている感覚」が強くあります。

生徒のことを考えすぎて泣きそうになる夜も、自分の授業がクソすぎて叫びそうになる夜もたくさんあるけど、それを乗り越えた先には、「ちょっと素敵な自分」がいてくれるんじゃないか、そう信じてやっている節もあります。

僕はこんな感じで、生徒と一緒に躓きながら、でも立ち上がって、ちょっとずつ逞しくなってます。多分。

色々大変だけどあまりにも素敵な塾なので、もしご興味がある方は声をかけてください。一緒に働きましょう(突然のPR笑)。


コラム(主体性のない若者よ…)

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驚くほど相対的に数値が低くて、ちょっと寂しくなったというお話(出典

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