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巨頭オ 5/5
博士は困っていた。
研究の息抜きで書き始めた小説だったが、最初は筆が乗っていて順調に書き進めていたもののどう完結させようか全く考えずに書いていたのだ。
世界的に有名な生物学者だろうと、小説執筆に関しては所詮素人。休憩を始めてからかなり時間もたったことだし、博士は小説を書くのは諦めることにした。
それよりも明日は、“オ”の研究の為に四国の山奥へ向かう予定なのだ。その準備をするべく、博士は自室に戻って行った。
「巨頭オ」は今回で最終回となります。
明日はこの話の総集編を投稿予定です。
最後までお付き合い下さりありがとうございました!