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守るために傷つけるのかもしれない。

数日前に書き途中だった。

アニメを観て、目が疲れたら本を読む。そんな2日間だった。『チェンソーマン』を一気見したら、アニメ欲に火がついたらしい。

大学生の時、「…うわっ」と思って途中で観るのをやめたのに見初めてしまった。2日で28話まで到達…シーズン2。

『進撃の巨人』

私はどうも、心身が元気じゃ無い時はダークなものに惹かれるみたい。元気な時には『かもめ食堂』や『リトルフォレスト』とか『僕の姉ちゃん』とか"ゆるゆる日常系"しか観ないのに。

「…自虐行為的なことなのかな」とふと思った事がある。普段なら目を逸らして過ごしていたいことや暴力的な描写のあるものを選び、観てしまう。

予兆があった時期にも、借りる本借りる本、どこかに影があるものばかりで司書の先生にも驚かれ心配された。朝井リョウの『正欲』『ままならないから、私とあなた』、一穂ミチの『スモールワールド』、町田そのこ『52ヘルツのクジラたち』『星を掬う』

どこかひりつくものを感じる言葉を求めて本を読み漁っていた気がするのは何でだろう。

図書館で久方ぶりに借りたのも、
朝井リョウの『生きがいを求めて生きているの』だった。

何か分からない不安だったり、心の中の苦しさを消化(浄化)するために敢えて選んでいるのかもしれないなと思ったりした。

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