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38.多くの人が誤解している営業の正しいやり方【47歳で独立した私が50歳で軌道に乗るまでに経験した99のこと】
開業してから、たくさんのネットワークビジネスの人たちと会った。
そのたびに驚きがたくさんあった。
そしてその人たちとは、もう会うことはない。
私たちは、営業について学ぶ機会なく大人になります。
会社の営業部や保険の営業などで営業を学ぶ人もいるでしょう。
バリバリの営業マンだった人なら、独立してもうまく行くのでしょうか?
個人事業の営業となると、会社の営業とは話が違うはずです。
個人事業には企業のような後ろ盾がありません。
個人だと、どうしても信用されるまでに時間がかかります。
話すら聞いてもらえない場合もあります。
開業している人の中には、自分が一流企業にいた時と同じように動けば、同じようにうまく行くと信じている人がいます。
それはあなたが一流企業に属していたから通用したのではないですか?と聞くと、そんなことはないと言います。
実際に動いてみると話を聞いてもらえず、こんなはずはないと驚き、そこからは動きが鈍くなるようです。
これが有名人だと、話は変わります。
ファンができて「この人から買いたい!」と思われます。
そうなれば、たいていのモノが売れます。
インフルエンサーもこのステージです。
早い話、売りたければ、依頼されたければ、有名人やインフルエンサーになればいいんです。
今はYouTubeやInstagramで一般人もインフルエンサーになれます。
もちろん、コツコツ継続することは最低限必要です。
有名人やインフルエンサーはなぜ売れるのか。
個々の魅力はもちろん影響しますが、大事なのはたくさんの人に知られているということです。
たくさんの人が知っている=有名なので、安心して、あるいは興味を持って話を聞いてもらえます。
話を聞いてもらうことが、営業の第一歩と言えるでしょう。
営業というと、売り込むことだと思っている人が多いはずです。
だから、営業が苦手、嫌だなと、多くの人が思っています。
売り込まれるのなんて、受ける側だって苦手です。
そんなことをして、本当に売れるのでしょうか?
私が考える営業は、知ってもらい、話を聞いてもらう活動です。
その人の悩みを解決するモノを、そっと教えてあげることです。
その上で、ほしかったら買うでしょう。
依頼したかったら、連絡してくるでしょう。
こちらは解決策を置いて、連絡を待つだけです。
これが営業です。
例えばモノを売るなら、それが必要な人に向けてブログを書きます。
そして購入リンクを貼ります。
ほしい人はクリックして買うだけです。
アフィリエイトリンクなら、PRなどの表示を入れて、こちらに報酬が入ることを示すだけです。
それでよければ、読者はアフィリエイトリンクから購入します。
自分の商品なら、その商品を買うとどんないいことがあるのかを書いて、購入リンクや購入ページのリンクを貼るだけです。
行政書士業務なら、行政書士に依頼するとどんなメリットがあるのかを書いて、お問い合わせページのリンクを貼るだけです。
本人でもできることなら、その方法も書いてあげるといいでしょう。
あとは読者が選びます。
もっと積極的に営業したいなら、つまり知ってもらいたいなら、説明会や相談会を開くといいでしょう。
これは、お客様からすれば、一段ハードルが高くなります。
わざわざ申し込んで、時間を取って、出かける必要があるからです。
その分、本当に必要だと思っている人が参加してくれます。
説明会や相談会でも、売り込みはおすすめしません。
人は売り込まれるのが苦手だからです。
買いたい人の背中をそっと押すのはOKですが、それ以上は売り込みです。
嫌われたら終わりです。
時間をかけて知っている人になると、人も集まります。
集まる人が多くなると、買う人や依頼する人も増えます。
自分を「知っている人」にすることが、営業集客の第一歩です。
人は知らない人からは買わないですよね。
ブログは営業ツールとしてかなり有効です。
読者は記事を読むことで、自分を知ってくれるからです。
もちろん、売り込みは禁物です。
アフィリエイトリンクだらけのブログなんて、誰も好きじゃありません。
ただしファンにとっては、相手が勧めるモノを買いたい場合もあります。
私も時々、好きなインフルエンサーが勧めているモノを喜んで買います。
そっち側になれば、営業なんて不要になるのです。
インフルエンサーって、最強ですよね。