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58.自分を少しでもキレイに見せるためにハマったカメラの話【47歳で独立した私が50歳で軌道に乗るまでに経験した99のこと】

自分が健康で良かったと、開業して初めて思った。
開業してこれまで、体調を理由に仕事を休んだことはない。
これは本当に幸運なことだと思う。

開業すると、会社員ならやらなくていいことに挑戦する機会が増えます。
その1つが、動画やライブです。

2019年に、YouTubeを始める人が増えました。
コロナの少し前の話です。
この頃から、YouTubeが面白くなりました。

観る立場だった私は、ある時、衝撃を受けます。
どこから見ても普通のおじさんが、何十万再生もされていたのです。
どう見てもただのおじさんなのに、私も最後まで観てしまいました。
内容は、普通のおじさんが独立開業し、うまく行った話です。

同じような内容は他にも観たことがありますが、主役が普通のおじさんだったことはありません。
YouTubeによって、時代が変わったんだと確信しました。
年齢が関係なくなったんだと思いました。
私にとって、当然追い風です。

YouTubeの始め方というコンテンツも増えました。
iPhoneがあれば、簡単に始められるという内容です。
マイクがあると良いと解説していたので、shureのマイクを買いました。

試しにiPhoneで動画を撮ってみました。
少し離れたところに座り、話してみました。
確かに簡単に動画が撮れました。
ただ、ショックだったことがあります。
自分がまったくきれいに撮れていないのです。

そこからは、どうしたらYouTubeに上がっている動画のようにキレイに撮れるのかを研究し始めました。
こんな風に撮れたらいいなと思うYoutuberが、自分の撮影機材などを紹介していました。
やったー!これを知りたかったのよ!と、心躍りました。

Youtuberは、高い一眼カメラを使っていました。
とても手が出ないと思っていたら、
「最初はこれで充分、私も最初はこれを使っていました」と、
コンデジを紹介していました。
Cannonの10万くらいのコンデジです。
すぐに買いました。

照明も大事だと言っていました。
最初はこれで充分と紹介されたものを買いました。
色味や明るさを調整できるものです。

マイクはshureの上位機種を追加で購入しました。
音は問題ありません。
とてもきれいに撮れます。
問題は顔です。
肌色や明るさが、まったくうまくいきません。

コンデジと照明のおかげで、明るく撮れるようになりました。
ただ、色味がYoutuberたちとは全然違います。
肌の質も、なんか違います。

たどり着いたのが、カメラを仕事にしている人たちのYoutubeです。

カメラのことを知れば知るほど、何が違うのかがはっきりしました。
キレイに撮れている人たちが何を使い、何をしているのか。
私がまったく知らなかった世界が、そこにはありました。

30万前後のカメラを結局3台買いました。
レンズも、30万くらいのものを6個くらい買いました。
Sonyのカメラで、あらかじめ雰囲気のあるカラーが設定してあり、さらにそれを調整して、Youtuberと同じ色味を作りました。

それだけではありません。
log撮影というものを知り、色をつけていく方法も知りました。
かっこいい色に設定できるファイルが売っていることも知りました。

照明も揃えました。
ディフューザーをつけて、ソフトな光にしました。

すべて、Youtubeで情報収集しました。
そして、カメラを仕事にしている人たちが大好きになりました。
なんて夢のある、素晴らしい情報なんだろうと感じました。

機材は揃いました。
もっともっと外に出て、色んなものを撮ってみたいです。
カメラのおかげで、時間を楽しむことができるような気がします。

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