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残像 【散文詩】




こう見えてわたしはきみの世界を救うために生きている、きみのすべてを肯定するために生きてやれ、きみの見る世界はどんな景色より素晴らしいよ、息をするわたしたちの声はどこまできみに聞こえるのだろう、心は一体どこまでの範囲まできみに届くのだろう。行方を失った言葉はどこを漂うのだろう、目指していた夢は一体どこで見失ったのだろう。
きみが好き、と言えるほどにできた人間ではないが、何回だっていうよ、きみがわたしを忘れない限り、不安と後悔の思いもすべて洗い流して、わたしがきみを好きって気持ちで迎えに行くよ。


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きみのために風は吹いている そう思えるのはきみのかけがえのない生活が、日々が、 言葉となって浮かんでくるからだと思う きみが今生きていること、それを不器用でも表現していることが わたしの言葉になる 大丈夫、きみはきみのままで素敵だよ 読んでいただきありがとうございます。 夜野