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過呼吸、他 【詩作3篇】



  過呼吸



兵隊になってみたい、人を殺しても誉められる世界でたくさんの人を殺してみたい、誰もが魚や肉を焼いて食べているように、毎年何万人もでる人間の死体を食べていた、あなたも、そしてわたしも、美味しかった、だからまた食べたくなる、命を粗末にしないように。

星を握った手はどんな光よりも輝いていて、いまあなたの命を握っている、死んだ魂は星になるんだね、そう思った日曜日、珈琲を買いに行かなきゃ、新鮮な食材を買いに行かなきゃと急いでシャツのボタンを掛ける、外の心地いい風がわたしのために降り積もっていく。

ありえない、そんな言葉が集約されたこの地球で、わたしはいまだに君の手を繋いでいる。











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きみのために風は吹いている そう思えるのはきみのかけがえのない生活が、日々が、 言葉となって浮かんでくるからだと思う きみが今生きていること、それを不器用でも表現していることが わたしの言葉になる 大丈夫、きみはきみのままで素敵だよ 読んでいただきありがとうございます。 夜野