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彼を吹っ切るまでの100日(22日目)ー私の中で彼が死んだ日①ー

(34歳突入直前に大好きだった年下彼氏にこっぴどく振られた女が100日後に立ち直る備忘録。ままならない感情と、それを振り切るためにやってみたものを綴る)

昨日は久しぶりに遅くまで店にいた
といっても、量は全く飲んでいないので
心地よい感じ。

なんていったって、
久しぶりに夢に元彼が出てこなかった
だから、朝起きたときの喪失感がなくて
本当にほんとうに嬉しかったんだ

それがまさか、夜にはね、
あんなことが起きるとは

今日は、学生時代の友人たちとピクニック
私たちは定期でピクニックをしている
公園にシート広げて、近くの店で
美味しいもの買って、
しゃぼん玉したりなんかして。
これがめっちゃくちゃ癒されるし、
楽しいんだよね

今回はいつもと違う公園にしたけど、
23区なのにこんな地方都市みたいなとこ、
あるんだ!??
まず、イオンがでかい。公園もでかい。
団地がすごい。
公園でかいけど、
代々公や井の頭公園みたいに
人がうじゃうじゃいるわけでもなく、
ほどよく賑わってる
いつも会社や家の近くでは
あまり見えない空も広く見える

私は失恋して、どうしようもなく辛いけど
こうやって楽しいこともできる
そうやってなんとか生きてるし、
つきあってくれる友達にも
とってもとっても感謝している

夜は、マッチングアプリで
知り合った人と一次面接。
しかし、最近のわたしはよく頑張ってる。
ちょっと面接の予定を
詰め込みすぎている気もする……。
これ、気晴らしになってるか?
義務感になってないか…?

今日のお相手は、正直、写真がタイプだったから
ちょっと楽しみではあった(ちょろい)
でも共通点とかあんまりない相手だったので
盛り上がるかな~~心配だな~~…とか思ってたら

話してみたら、めっちゃタイプだった!!

でもね、もうすぐ34年も生きていれば
わかってもくるんです。

(いや、これ、絶対地雷だろ……)

こんなに頭の回転速くて機転が利いて
トーク上手くて、っていう男性は、

シンプルこわい!!!!!!

またこの手のタイプの男にハマり、
うまくいかず、、っていうのは……
もう、ちょっと、辛い、、からね……

でもアプリで会ってて初めて、
「わー!キュンかもー!」
って思えたのは
とても良い体験であった

正直、昔もアプリやってた時あったけど
お相手に対して、
「好きかも!」って思ったこと、
一度も、無い。

「この人を好きになれるんだろうか…」
「会うのを重ねていけば、もっと愛しく
 思えたりするんだろうか…」

とか、そんなことばっかり考えてた(今も)

コミュニティ内で恋愛してきた女だから
初対面の異性を「異性としてアリか?ナシか?」
という視点で見るのが本当にしんどくて。。

自分はアプリ向いてないな、って思うのは
そこに尽きるんだけど、

この彼に関しては、
「わー、私この人のことタイプかも」って
思っちゃったよね、びっくりしたよ

でも、話を聞くからに、
お相手の好みのタイプの女性とは、
私はかけ離れている…
けど、話は盛り上がったから、
楽しいとは思ってくれたのかな?
また会う約束をしてその日は別れた

ということで、とってもとっても楽しくて
2件目行くくらい盛り上がったけど、
電車に乗ったら急激に反動がきて、
躁鬱になって、めちゃくちゃ辛くなっちゃった

なんで、わたし、元彼と今一緒にいないんだろう
なんで、金曜日なのに彼の家にいないんだろう
なんで、わたし、彼じゃない男の人と会ってるんだろう

完全にダウナーである。

最寄り駅についたのは
余裕で日付を超えた遅い時間
さっさと帰ろうと思ったけど、
歩いていたら、知らない男性に声をかけられて
余裕で無視して歩いてたけど
なんだかずっとついてくる

そのうち諦めるだろ、と
思ってたけど(東京の女)
本当にずっとついてきて、怖くなる

思わず、元彼に電話してしまう
この時間、彼は絶対起きてないと思った
でも、もしかしたら、金曜だし、
どこかで誰かと飲んでるかも
そしたら気づいてくれるかもって

電話は出なかった
いちおう、LINEもしてみた
返事来ない。そりゃそうか。
ついに、帰宅途中にある、
彼の家の近くまでいってしまう、
こんなことして、自分がヤバい女なのは
とてもとても理解している
電気はついてなかった
玄関まで行く勇気は、さすがに無かった

男はずっとついてくる、いよいよ怖い
あ、ヤバイ、と思った時に
路面店でまだ開いているお店があったので
思わず駆け込む

そこで、変な男は諦めてくれたようだ
店には入ってこなかった
良かった、ほっとした

私がすごく怯えた顔をしていたのか、
お店の人が心配して気遣ってくれた
このお店が開いていて、本当に良かった

しばらくした後に、店を出て家に帰った
もしまだいたらどうしよう、って思ったけど
さすがに時間も経ってたからかいなかった

帰り道、久しぶりに大声で泣いた
道中で声をあげてワンワン泣いた


ああ、わたし、
こんな風にずっと泣きたくて
ずっと泣けなかった


▼続き


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