頭の回転が遅くて、心底情けない。
「会社員生活で得たものって、何かあります?」
先日、そんなようなことを聞かれた。
アラフォーの私より、15歳以上年下の方だったから。
会社員生活を10年やるとどんな感じなのかなーって。
素朴な疑問を持たれたんだと思う。
えっ!!!
そんなのたくさんあるっ!
いろいろあるよー!
10年もやったからね。
たくさんあるよ。
えーっと…、、
…あれ?
何があったっけ。
言葉が出てこない。
さすがにヤバいだろー。
私。
私ってバカなんだろうか。
10年間何してきたんだ?
心底自分が情けない。
いつもそうだ。
私は頭の回転が遅い。
質問されたことに、すぐ適確な答えを返すことができない。
"頭の回転が遅い"ってどういうことなんだろう。
モヤモヤとそんなことを考えていたら、
宮脇啓輔さんの、こちらの記事に出会った。
頭の回転が速い人は、過去に似たようなテーマについて考えたことがあるから、すぐにそれを引っ張り出してきて答えることができる。
一方頭の回転が遅い人は、過去にそのようなテーマで考えたことがないのでは?というお話だ。
!!!
心当たりがありすぎる。
正直言うと、
私は日ごろから"考える"習慣がない。
ぼーっとリラックスするのは好き。
突きつめて考え抜くことは苦手だ。
はぁ…。
「自分はバカです!」
「思考停止人間です!」
って全世界に公表している気持ちになってきた。
本当に嫌だ。
この年で気づくなんてな。
遅すぎる。
10年早く、気づきたかったなぁ。
もし10年前にこの記事に出会ったとて、
その時の私には全然響かないのかもしれないけどね。
今がそのタイミングだった。
そういうことだろうか。
…グチグチ言ってても仕方ない。
長くて読みづらくならない程度で、
「会社員生活10年で得たもの」
について、この機会に振り返ってみることにする。
お付き合いいただけたら嬉しいです♩
会社員生活10年で得たもの
①社会人としての土台
メールの送受信、電話対応、PCの基礎スキルなど。
これがないと始まらないよー、というものたち。
10年やれば無意識でできるようになるから、社会人としての土台ができたと思う。
②憧れの人、反面教師にする人
学生時代に「私って誰とでも仲良くなれるタイプー!」
なんて思っていたけれど、完全なる勘違いだった。
会社には、今まで自分とは全く接点のなかったタイプの人たちが、わんさかいる。
その中で「この人素敵だなー」だったり、「こんな人にはなりたくない」と思う人に出会うはず。
そこで自分の価値観が確立されていく気がする。
③社会の仕組みがわかる
必ずしも実力のある人が出世するわけではなかったり、
「どっち派につく?」みたいな不毛な人間関係を目の当たりにして、うんざりすることもあると思う。
今自分がここにいるのは、間違いなくこれまでの自分の行動、決断の結果だ。
それは間違いない。
だけど100%そうかといわれれば、
たぶんちょっと違うと思っていて。
そのときの運、タイミング、環境とか。
自分ではコントロールできない、色んな要因のなかで生かされていることに、気づくんじゃないかな。
長々と書いてしまった。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました^ ^