本当にファストフード店? バーガーキング神保町店のおかあさんを表彰します
ここ10年ほど都内各地のバーガーキングを愛用している我が家ですが、バーガーキング史上No.1の接客レジェンドに出会いました。
神保町店で平日に働いているご婦人がすごい!
表彰状
バーガーキング神保町店
おかあさん殿
ファストフード店の域を超え
家族のように愛情たっぷりの接客を表彰します。
神保町BKのおかあさん(と呼ばせてください)は平日によくいらっしゃるようです。おかあさんと一緒に働いていたおじさまも、慎み深く味のある接客です。
このベテラン風のお二方が揃う時間帯を「神シフト」と勝手に呼びましょう。
下町の良い老舗のような、フレンドリーかつ品のある接客をするおおかあさん。ここはほんとにファストフード店なの? どこにいるのか一瞬分からなくなるほど、心遣いが行き届いています。
接客も良いと、当然お味も良くなる♡「そう感じる」のではなくて、実際にそうなのだと思えるのです。
お客に対してこのような心のこもった応対ができるということは、もちろんほかの従業員さんとの関係性も悪くないわけで、キッチンの人たちとの関係も良好(に見える)。
すると自然と、キッチンの人たちも心のこもった良いハンバーガーを作るようになる! そういうわけで、おかあさん&おじさまのいる時間帯は、出てくるものがおいしいのは理解できます。
ちなみにこのおじさまが責任者なのかとおばさまに尋ねると、店長ではないとの返答。え? じゃあ店長はもっとすごいのだろうか。高まる期待。
余談ですが、実はおかあさんとの出会いは、この前日、神保町店内の下見に来たときでした。「2階の雰囲気を覗いてもいいですか?」って店内を見学させてもらいました。「近々来ます」という約束どおり翌日さっそく来店すると「昨日いらしてましたよね♡」と声をかけてくださったおかあさん。昨日の人かな?って思うだけじゃなくて実際に声かけてくれるのは個人的にとても嬉しい。
で、初のイートインの話に戻ります。
お水をお願いしたら、大きいカップでくれたおかあさん。本当は小さな白い紙コップで出てくるのですが、おかあさんは「おっきいほうがいいですよね♪」って、コーヒーとか紅茶のやつでくれた。うえーん♡ おかあーさーん!!!
これは初訪問で注文したBBQワッパーのセット。おかあさんの日。
神保町店のすぐ隣にはおいしい鯛焼き屋さんがあって、満腹でバーガーキングを出ても、この鯛焼きの芳ばしい香りにグググ……ギギギ……となる。
ワッパー系は大きいから満足だけど、ツキミパイン(※下の写真を参照)は小さいので足りない。そんなときにこういう誘惑があるとね、ちょどいいなーって。
二度目の来店は週末の夜。秋限定のツキミパインを食べに。おかあさんはいませんでしたが、代わりに「夜リーダー的なお兄さん」がいました。
このお兄さんはフレンチフライを袋に入れる様子がけっこう良いのです。ファストフードのポテトの雑な(スピード優先の)詰め方が個人的にあまり好きではなくて、ほんとは丁寧に詰めてほしいのです。お兄さんは丁寧に、それでいてスピードも落とすことなく淡々と詰めます。スピードと丁寧さは両立しうることを証明しています。
バーガーキングの月見は卵じゃなくてパイナップルなのです。むかしのウェンディーズ(一度日本から撤退するまえ)に販売していたパインBBQバーガーを思い出します。
(※限定バーガーはカスタマイズ不可なので注意。"All Heavy"=無料ですべて増量システムについては下記↓)
ちなみにフレンチフライは「塩なし」で注文していますが、いやな顔ひとつせずにやってくださいました。
2023年10月8日(日)
三回目のバーガーキング神保町店(夜は二回目)
この日はがらがら! というか貸し切り!
この日も週末だったからか、あのおかあさんは不在。前回応対してくれた、夜リーダー的フレンチフライのお兄さんがいました。
お兄さんは私たち夫婦の顔を覚えててくれました。覚えてます、とは言っていなかったけど、覚えてるという雰囲気で接客してくれました。たぶん私のあだ名は「塩なし」です(笑)
わるくちじゃなくて褒めているのですが、お兄さんはとくに愛想がいいわけではないのに感じが良いです。無愛想と感じがいいは両立するのだということを知りました。
提供のスピードと心くばりの両方をどちらも大事にするかんじの接客です。丁寧にはしたいけど待たせたくはない、というコンセプトも伝わってきます。ちがっていたらすみません。
私はなんとなくご機嫌だったので紅茶だけではなくコーヒーも頼んじゃいました。
コーヒーはめちゃくちゃに薄い。しかしバーガーキングの料理のじゃまをしない、見事な薄さであります。ベローチェの珈琲が薄いのも同じコンセプトなのだろうか?
まあいいや、バーガーキングのコーヒーは薄くても好きです。「アメリカンコーヒー」と書けばもっとアメリカ感だせるのではないかしら。よけいなお世話かな。「アメリカン」は和製英語だし微妙か。でもまた頼むかも。
チェーン店はどこも同じじゃない。都内でも特においしいバーガーキング浅草橋の記事です↓
すばらしき食と人を表彰する「外食アンバサダー」
10月24日(火)
お店の前を通ると、なんと神シフト! おかあさんとおじさまのコンビがキラキラと働いているではないですか。でも、お腹すいてないんだな。はあ。諦めて帰宅。
10月25日(水)
さあ念願の平日だ。きのう目撃した神シフトもあるし、ぜったいおかあさんがいるにちがいないんだぜと意気込んで来店!
わぁ~お。どっちもおらんがな。チーン。ま、きょうは新しい店員さんたちと知り合う日ってことでいいね。
感じのよい若い女の子がレジ。この店って全員いい子なの? へんな店員さんって存在しないの? とにかく珍しいファストフード店です。
BBQワッパーを2セット注文。夫と私のぶん。
「ポテト両方とも塩なしで」というと、すごいスピードで奥から、あのお兄さん登場。週末の夜リーダーのイメージだったので、まさか平日の明るい時間にお会いできるとは夢にも思わず。
私の「塩なし」という声を聞きつけて、「さてはあいつだな」と察して出てきてくれたのでしょう(あくまで妄想)。ここはベテランの自分に任せなさいというオーラ全開でフレンチフライを用意してくれました(妄想)。
塩なしポテトは工程がちょっと特殊だしこの変な客はすでに二回も応対したので慣れているから任せなさいという顔のお兄さん(完全な妄想)。ありがとう。イレギュラーな注文ばかりする我が家を気にかけてくださり感謝します。
この店は気遣いができる人しか働いていないのだろうか。スタンド能力者のように、似た者同士は引き寄せ合うからだろうか(ジョジョ)