快適なPC椅子を求めた話
この記事を見ているみなさんのどれぐらいが、PCからこの記事をみているでしょうか?
スマホでブログを書く人も多いそうです。
パソコン歴約25年。自分のPC環境を持って約20年。
それは、PCの前に快適な生活環境を求め続けた歴史でもあります。
今日は、その一旦である、椅子にスポットを当て、歴史と拘りをまとめてみました。
※イメージが湧きやすい様に、近い商品のAmazonリンクを貼っています
初代:低価格オフィスチェア
多くの人が始めに手を付け、そして使い続ける椅子。
それが5000円以下の低価格帯の組み立てオフィスチェアでしょう。
性能としては可もなく不可もなく。
自在に動くしそれなりにコンパクト。
長時間座っているとクッションの硬さで腰が痛くなったり、ある日突然背もたれが壊れて転げ落ちる、なんていうアクシデントもありますが、全てにおいて標準と言えるエントリーモデルでしょう。
ここから肘置きが欲しくなったり、背もたれの稼働が欲しくなったり、ネックレストが欲しくなったり……。
そうして個人の好みが分かれていくのだと考えています。
2代目:ロデオボーイ
一時期、爆発的に流行した健康器具、ロデオボーイをご存知でしょうか?
座りながらフィットネスができる、という画期的な健康器具でした。(当時)
流行が少し落ち着いた頃、予てからの企みを実現して、ロデオボーイをPC椅子にしました。
利点①:姿勢とバランスが良くなる
必ず乗馬姿勢になるので、悪い姿勢では座れません。
背中が丸まらないので、腰も痛くなりにくいですし、肩こりも軽減されます。
もし、この上であぐらをかけるようになれば……姿勢的には問題です。
しかし、バランスを取る能力は格段に上がっていることでしょう!
利点②:運動ができる
スイッチをONすれば、座面が動きます。
適度な腹筋運動が期待できます。
また、腿で強く体を固定すれば、大腿筋のトレーニングもできるのではないでしょうか?できないかもしれません。(適当)
利点③:スペースが固定
座る為に椅子を引く必要がありません。
最初に設置したら、
欠点①:高さが合わない
一般的な机の天面とは高さが合いません。
僕がロデオボーイを椅子として使用していた時は、椅子の下に角材を入れて高さを上げていました。
欠点②:運動しながら操作はできない
当時はMMOにハマっていたので、ロデオボーイをONにしながらMMOをしていた時期もあります。
上半身が安定しない為、マウスの操作がほぼ安定しません。
キーボードの入力も難しいです。チャットは無理でしょう。
欠点③:リラックスはできない
常に乗馬体制になりますので、座りながらリラックスすることはできません。
長時間座るのは、特殊な適正を持っていない人には難しいでしょう。
幸いなことに僕にはその特性が……あったようです。
結論:トータルとして、PC椅子として利用することはオススメできません。
なんだかんだで4~5年使用していました。
最後の頃は横に座ったり、上であぐらをかいたり、座面の硬さに悩まされたりしていました。
3代目:折りたたみ椅子(折りたたみテーブル付属)
ノートPCを利用していた時に、折りたたみテーブルと折りたたみ椅子のセットで使っていました。
1ルームの狭い部屋に、小型のノートPCという環境でしたので、なんとか使えたかな?というレベルの劣悪環境です。
一日の生活時間が、布団の次にPCの前というヘビーユーザーの僕には、耐えられないレベルの環境でした。
4代目:バランスボール(多分55cm?)
3代目の環境を、椅子からバランスボールに変更しました。
数年前から家にあったものを利用しているので、サイズ等は不明。
利点①:腰にやさしい
周囲はシリコン。中身は空気。つまり、クッション性能最高!
腰痛持ちなので、クッション性能大事!
利点②:体幹が鍛えられる(気がする)
正しい姿勢で座る必要があるので背筋が伸びる。
バランスが取れないと転んでしまう。
つまり、自然と体幹のトレーニングになる!(はず)
欠点①:座面が蒸れる
座面の通気性が皆無なので、夏は蒸れる。
カバーもあるけれど、使ったことがない。
だから、効果がどれくらいあるかは不明。
欠点②:転がる
部屋に放置しておくと、転がって変な所にあるときがある。
扉を塞いでしまわない様に注意が必要!
欠点③:跳ねる
中身が空気なのだから、当然のごとく跳ねる。
Web会議中でカメラONのときに微妙に跳ねていたりすることも……。
貧乏ゆすりや、身体を揺する癖のある人と、バランスボール組み合わせな、真面目な場では好まれないだろう。
欠点④:リラックスできない
多少変形するとはいえ、丸いボールの上でリラックスして座るのは難しい。
当然背もたれなんかもない。
欠点⑤:定期的な空気補充が必要
空気が抜けてくると座り心地がすぐに悪くなる。
背中が丸まって姿勢が悪くなる原因にも。
腰痛対策で使っている筈なのに、悪化させてしまうこともありえる。
こまめに空気を入れることは必要だ!
途中、使ってない時期もあったが、なんだかんだでトータル5年以上使っていました。
ここで上げている中で一番理想的だった椅子。
5代目:バランスボール(55cm)
4代目が割れたので5代目を購入。
55cmを購入したはずが、空気を入れてみると65cmサイズの感触となってしまいました。
10cm大きいことで、いろいろな不都合が発生しています。
まず、机のサイズに合わず、キーボードやマウスの操作がし辛い。
ストッパーも上手く機能せず転がりまわる。
そして、足が付かないのでとても不安定。
バランスボールを椅子として使う場合には、サイズ感の調整がとても大事だと感じた一品でした。
この辺りのサイズ感は、メーカーによる構造や素材の違い、個体差もあるのだろうと考えられます。
2年使った頃に破れました。
しかも、カメラONのWeb会議中に。
5.5代目:バランスボール(45cm)
55cmが大きすぎた、と考えたので、少し小さいサイズを購入しました。
が、今度は小さすぎた!
やはりちょうどよいサイズが55cmで、5代目が膨らみすぎているのだと確信に至るきっかけとなった椅子。
結局使っていないので、「○代目」とカウントして良いのかは微妙でしょう。
6代目:バランスボール(55cm)
今、この記事を書いている時に椅子として使用しているバランスボールです。
大きさはとても良い感じ。
最初は小さいと感じたけれど、使っているうちに馴染んで空気が入るようになり、好みのサイズ感になってきました。
このあたりの話は別の機会にする予定です。
最大サイズないし、最大を超えたサイズで使っているからか、空気が抜けやすい感じがあります。
空気漏れはしていない様なので、このあたりの加減は今後使い込んで見極めて行く予定です。
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