本来の「ハタラキ」とは
こんにちは、白山大地です。
人はよく、「働かないと食っていけない」といいます。それは、働くことイコール生きていくこと(食べ物を手に入れること)と考えているからです。
「あやま知」にそういう社会にさせられてしまったと思われます。
日本国憲法の三大義務は、「納税の義務」「勤労の義務」そして「教育の義務」です。私たちは、人は働かねばならないと教えられ、勤労を義務づけられて、税を納めなければなりません。
今、憲法の改正が叫ばれていますが、改正するのは9条ではなく、この三大義務の方でしょう。まさに私たちは、働きバチなのです。国に労働を強制されているのです。
私たちの本来の「ハタラキ」は、食べるための労働ではなく、「不調和を調和に和するハタラキなるぞ」と、『火水伝文』にあります。まさに「令和」の時代にふさわしいハタラキといえます。
これができるのが、日本人なのです。本来の使命といってよいでしょう。しかし、不調和により、世界を支配したい人たちに「あやま知」を押し付けられたのです。
堅(たて)と横を十字に正しく結び産む素型(姿)を真姿といい、真姿から産みだされたものが、本来のハタラキである「マのハタラキ」だそうです。「真」のハタラキです。(今は「魔」のハタラキの人もいるようですが)
以前、「ワクワクすることをやろう」という、フレーズが流行りましたが、私たちが心からワクワクするようなハタラキが本来のハタラキです。
「汝等皆々言魂スミキリて神に真釣り人に真釣りて好きなハタラキ成すなれば、汝等に出来ぬ事など無きが世と知りて解りて下されよ」とあります。
本来のハタラキができていれば、食べることには困らない世にしなければなりません。もちろん、これからはそうなるでしょう。