マコトとは
こんにちは、白山大地です。
最近は、私たち人も神だと話す人も増えています。『火水伝文』にも明確に記されています。
「汝も真中にマコト持ちたる神ざ申す事お忘れ下さるなよ」とあります。ところが、私たちが、マコトという事が全く分かっていないので、神のようにふるまうことができません。
ですから、神といってもまだ何もわからない赤ん坊の神なのかもしれません。もちろん、再三言うように、マコトを閉じ込めてしまったのが「あやま知」です。
魂で考えてみましょう。魂は、神道では「一霊四魂」から成ると、考えられています。一霊とは、「霊体」のようなものです。四魂は、「幸魂(さきみたま)」「和魂(にぎみたま)」「奇魂(くしみたま)」「荒魂(あらみたま)」の四つです。
一方、古神道では、四魂は同じですが、一霊を「直霊(なおひ)」とします。この直霊が神の一厘であり、マコトそのものです。
つまり、古神道が神道になった時点で「直霊(マコト)」を「霊体」にすり替え、マコトを閉じ込めたのです。
諸説ありますが、奇魂が学問(論理)を司ると考えられています。そこに「あやま知」の力が入り込み、魂の中心にある直霊を隠してしまったといえます。
ですから、私たちは、少しでも早く魂を割って(御魂割り)をマコトをスクリと立てなければなりません。
赤ちゃん神から成長する時が来ました。
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