神とは

こんにちは、白山大地です。
 日本は、八百万の神様がいる国とされています。では、そもそも神とは、何んでしょうか? 以前にも触れましたが、『火水伝文』には、こうあります。
 火と水のふたつのハタラキを真十字に組み結んだものが火水(かみ)すなわち「神」です。
 火のハタラキと水のハタラキの真釣り(まつり)が神のハタラキの基(もと)になっています。
 火と水の真十字に組み結んだ中心が「真中(まなか)」で、ここから万象万物が産み出されるそうで、ここを無限力徳の「御座(みくら)」といいます。私たちの真中も同じ御座ということです。
 ですから、私たちも本来は「神」なわけです。
 火(|)と水(ー)が真十字に組み結んだ素型(✛)をスクリとまっすぐ立てるよう【ー】力で支えているのが「お土(つち)」です。土の字の形が型示しとなっています。✛が傾かないのは、お土のハタラキ(ご守護)があるからです。
 そこで、お土を真中に入れて、火土水(ヒトミ)としたのが、マコト真釣りた素型ということです。一二三(ヒフミ)ともいうそうです。これがマコトでもあります。
 さらに、火・土・水は、【口(ク)・心(シン)・行(ギョウ)】でもあるそうです。「神・幽・顕」、「日・月・地」でもあります。
 私たちの瞳に映るすべてが火土水(ヒトミ)であり、火水(カミ)の顕現そのものです。
 目を開けて、瞳に映るすべての火土水(ヒトミ)に至善(しぜん)と頭が下がる様になれば、マコトがわかります。私たちを生かしある陰で支えるハタラキに感謝の響きが出せればマコトの真釣りができてきます。

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