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モラハラブロガーJoeさん


私はこの方のブログに会って

自分1人ではとうてい抜けられなかった苦しい状況の説明をロジカルにしてもらうことで

心身の痛みをなんとか変換することで生きのびてきた気がします。

2017年頃からずっと愛読してます。


専門はモラハラですが、このように
モラハラに見えるような発達障害の特性説明もしてくれていて

つくづく
私の体感していた、あの嫌〜な言葉やコミュニケーションやらが

とはいえ、なぜか私の方がおかしく思えてしまうような論理トラップみたいなのにやられていた仕組みがよく分かる気がするのです。

自覚のない発達障害、とはまさに
その通りだと思います。
そして、それが分かったところで、何も変わらないわけですが

あらためて

相手から受けた嫌がらせにも思える状況に対抗することは得策じゃないんだろうな、と思うばかり。

作るべきは

相手が心底「納得」するか、または理解する状況。

そこに私の感情などは、いっさい考慮されません。(見えないから)

だから、相手に譲歩するとかじゃなくて、納得させるためのロジックが何より必要なんだと思います。

実はこれまでのすべてを解決する方法を私は知っています。

すでに15年間続けてきたので。

それは

「あなたが全部正しかった。私が間違っていた。」


ということ。

それしか、方法はない。


逆に言えば、それ以外に平和的解決はない。

そこに、尊厳とか感情とか盛り込まなくてもよくて、おまけに形式的に慰謝料と養育費とか払わせる方法があるのなら演技するのもありかもしれないけれど。
でも、そうすると、いよいよ自分で自分が嫌いになっちゃいそうだから、今のところはやめとこかなと。


そして、1ミリでも納得できない要素を残しておこうものなら、死ぬ間際までそこにこだわってくること間違いなし。

残念だけど弁護士さんにこのこと伝えてもニュアンス伝わらないだろうな。
法的な白黒の付け方と、似てるようで違うから。

支配要素の強い正義漢のASD特性を持つ配偶者のいる方と専門カウンセラーや精神病医師なら、理解してもらえそうな気がします。

私は、それで納得いかないままに何度も何度も

「あなたが正解だった。私が間違っていた」

こじれる度に唱え続けてました。
穏便に解決したいがためだけにです。

暴力が発生した時でさえ。
いや、暴力が発生した時こそ、これがなくては乗り越えられなかった。

相手がモヤモヤした顔つきの不満むき出しの態度で生活される方が、ずっとキツかったから。

「あなたが正しかった」とさえ伝えると
それまで怒鳴ったり殴ったりも全部なかったことになるくらい元に戻るんです。

そりゃもう、さっきまで曇って雨降ってたのに
いきなり青空の晴天になるくらい
不自然であり得ない落差で。

言わなけりゃ、延々と般若のような、表情で憎々しげなのと生活することに。

それまでのすべてがまるでウソだったかのように、声色も3段階くらい上がります。

一度、どこまでひっぱれるか試したことがありました。「あなたが正しかった」とは言わずに、自分を曲げなかったんです。

3日目で私はもう耐えられなくなり
「ごめんねー。あなたが正しかったね。」
と言いました。

ちなみにその時は、ちゃんと「本当にそう思ってるか理解してるかどうか」を確認されました。
私は理由を連ね、自分が間違っていて、相手が正しかったロジックを作りました。

そう。
作れちゃうんですよ。
相手が正しい理由なんて。

戦争をしてる双方の国が自分が正しいと思ってるのと同じで。

人間のやりとりなんて、所詮
「自分がこう思ってることが正しい」
って両方思ってるわけだから。

だからこそ、自分だってしょうもない正義に固執してるって、最終的になんとなく恥ずかしくなって
「でも、譲れなかったんだよゴメンね」
っていうのが「仲直り」と呼ぶんだと思うんです。

私は夫と「仲直り」したことがありません。

一見、落ち着いたように見えたのは
上記のような「ねじ曲げ」を私があえてしていたからです。

その場ではわたしも不穏さが消えたことに安心してしまうのですが

当然、報われない心はそのまま放置されたまま。それが自分の心に良くないオリのように溜まっていったのだと、今なら理解します。

でも、その時にはそれ以外方法がなかった。

本音を言えば
1ミリも謝りたくなんてなかったし

くやしくて情けなくてみじめて仕方ありませんでした。やっぱり演技でも、自分の心はそれなりに削られていたし、そのたびに夫が嫌いになっていきました。

でも、これが
病気の病気たるゆえん。

本人の性格を逸脱したところにある特性のなんだとしたら

戦うのは夫本人ではなくて
彼の脳なんだ、というのも分かっています。


悔しいけど
ここだけは
どうしようもないんだろうし、この離婚のポイントになるんだと思います。

目的が離婚するだけならば、最後に「あなたが正解だった」演技を打ってもいいのかな、と思いつつ

15年分のくやしさを解消したい気持ちも正直あるのが、自分の最後のプライドのかけらであり煩悩とも言える気持ちの正体です。

自覚して向き合ってる人もいるから
発達障害だから仕方ない、なんて言うつもりないし

それ含めて性格だとも思うんですが


これのどうしようもなさは

本当にどうしようも

ないんです。


ーと、こうやってどこかで理解をしようとすることが、1番ことを面倒くさくしてきた要因なのも理解してるんですけどね。

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