第1期第9回「睡眠障害の影響」小曽根基裕先生(久留米大学神経精神医学講座教授)
第9回は、久留米大学神経製紙に学講座の小曽根基裕教授による睡眠障害についてのお話です。一緒に学んでみませんか。
「時間外労働の上限規制の導入、勤務間インターバル制度の普及促進、産業医・産業保健機能の強化が主な柱である働き方改革関連法案が2019.4.1.より施行されている。睡眠が軽視されやすい傾向がみられる本邦において、職域における睡眠教育の重要性を高める絶好の機会となった。令和元年度の厚労省の統計によると、労働者の4割は6時間未満しか睡眠時間をとっておらず、またその4人に一人は何らかの夜間勤務に携わっている。そのような就労環境において、就労者およびその管理者の睡眠知識の向上は作業効率の向上のみならず、身体および精神的な健康維持および就労者のQOL向上に大きな影響を及ぼす。
本講演では本邦における就労者の睡眠の現状から、睡眠障害による弊害、また、実際職場でよく見られる症例を提示し、その対応におけるポイントについても述べる。」
【参加費用】
・医師 5000円
・看護師、保健師、コメディカル、人事労務、学生など 3000円
【産業メンタルヘルス講座 不知火塾】
https://shiranui-byoin.or.jp/seminars/
主催:医療法人社団新光会 不知火クリニック
共催:一般社団法人日本うつ病センター、(株)ジャパンEAPシステムズ
※日本臨床心理士資格認定研修会