パンケーキ道 2018-2021
私はパンケーキが好きだ。
自分で作ることもあるが、やはりプロが作る物の方が美味しい。社会人になってからは、大きな仕事の節目や記念日に食べることが増えたのでご褒美の面もある。
そういえば子供の頃はホットケーキと呼んでいたが、いつの間にかパンケーキという名称に取って代わられていた。確かにここ十数年くらいの間にオープンした店は、多くがパンケーキという名称を使用しているような気がする。
以下は都内を中心に2018年~2021年に行った店舗の一部です。参考になれば幸いです。閉店したのが本当に悲しい。
ブームを駆け抜けて
パンケーキのブームと言われてまず私が頭に浮かぶのは、2010年に上陸した【Eggs’n Things】を筆頭としたハワイ系のパンケーキだ。
薄く焼いたケーキの上に山のように生クリームを盛り、細かく切ったフルーツや花を載せた、リゾート感のあるビジュアルには驚いたものだ。見た目に反して生クリームはそこまで甘くないため、ペロリと食べられる。
その後はどっしりとした厚みのあるものやふわふわで柔らかいスフレ系も登場し、パンケーキブームは戦国時代に突入することになる。ただ「みんなちがってみんな美味い」で特定のジャンルに天下統一されなかったのが、ブームが長続きした理由だろう。
パンケーキはまた帰ってくる
とはいえパンケーキブームも一時期に比べたらかなり落ち着いた。裏を返せば「パンケーキは世間に完全に定着した」ともいえる。
あれだけ話題になったタピオカミルクティーも、多くは冬を越せなかったが人気店はしっかり残っている(もっとも最初から越冬する気がない店舗もあったが)。実のところ、私もブームが落ち着いてからの方が飲んでいるかもしれない。
また、正確にはタピオカ自体は再ブーム扱いだ。スーパーで売っているココナッツミルクと一緒に食べるお馴染みのものは、1992年頃に既に流行っている。
長らく柔らかめが主流だったプリンが昔ながらの固めのものに回帰していったり、カヌレが再びじわじわと盛り返しているように、パンケーキもまた形や味を変え世間を賑わせる日が来るのかもしれない。
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